【本音で訊く! マイナンバーの深層&真相&新相(6)】今後の展望……本当に便利になるのはこれから 画像 【本音で訊く! マイナンバーの深層&真相&新相(6)】今後の展望……本当に便利になるのはこれから

マネジメント

 マイナンバーの深層・真相・新相について、さまざまな業界の識者やオピニオンリーダーにご意見をうかがう本企画。前回に続き今回(最終回)は、本企画のファシリテーターを務めたレピダムの林達也氏【写真1】が登場。前回までのJIPDEC 坂下氏と、内閣府 向井氏の貴重なお話を踏まえつつ、マイナンバー制度の現時点での問題点と、今後の普及に向けて、重要な示唆をいただいた(このインタビューは12月上旬に行ったものです)。

■高い金庫や大掛かりなシステムの導入はあわてないこと
 いずれにしても押せ押せで来て、さて来年どうするのかという話になったとき、繰り返しになりますが多くの事象は来年に対応すれば済むということはこのタイミングでぜひお伝えしておきたい点です。坂下氏や向井氏からのお話のように、来年度に最低限すべきことだけをやればいいわけです。”大掃除の前にマイナンバー担当者を決め、マイナンバーにかかわる提出書類の洗い出しておく。”大変ですが、頑張れば1日はかからないでしょう。

 それから高い金庫やシュレッダーなどの不用意なものは買わなくてもよいと思います。そういうことに騙されないようにしましょう。結局、惑わされる人が出るほど、マイナンバー制度の国民に対する不信感も募ってしまいますから、本来の意味でも両者にとって何もよいことはないんですよね。

そういう意味で、中小企業は1年間かけて、来年の秋口まで状況を踏まえながら対応していったほうがよいでしょう。わかりやすく言えば、来年からお試し期間と学習期間が始まるので、徐々に準備して慣れていけばよいと。ですからマイナンバー対策製品の検討も来年で間に合いますし、各業種で一番コストが抑えられた管理方法が出てきますから、フィードバックを反映したベストプラクティスな製品を買ったほうがお得ですよ。

――なるほど。ベンダーさんも短期的に煽ってマイナンバー対策ソリューションを売らないほうがよいし、中小企業も焦ってソリューションを買うこともないということでね
《井上猛雄》

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