岩手県・JR久慈駅前、図書館など複合施設建設で再整備 画像 岩手県・JR久慈駅前、図書館など複合施設建設で再整備

インバウンド・地域活性

 岩手県久慈市は、JR久慈駅前南側に図書館や地域交流、観光交流の機能を併せ持つ複合施設を建設する。16年度に設計などに着手し、18年度までに完成させる。複合施設のほか、広さ4200平方メートル程度の駅前交通広場や新たな市道、駐車場、25カ所の誘導サインなどを整備し、駅周辺を大幅にリニューアルする。施設整備費を含めた事業費は19億2400万円と試算。市は駅前を整備するに当たり、PPPやPFIを導入し、事業コストの削減と公共サービスの質向上を図る考え。
 駅前を再整備する事業を通じ、駅周辺だけでなく中心市街地に新たなにぎわいを生み出す。
 新たに設ける図書館は延べ950平方メートル、地域交流センターは延べ920平方メートル、観光交流センターは延べ340平方メートルを想定している。
 施設を建設するに当たり、市は1175平方メートルの土地を新たに買収する計画。
 新たな図書館は、新聞・雑誌などの在庫を充実させ、図書の閲覧だけでなく、鉄道・バスの待ち時間や休憩用途などの利用を促す。観光情報を発信するスペースも設け、「これまでの図書館の概念にとらわれない空間を構築する」方針だ。
 一方、地域交流センターは、図書館にはない市民活動のスペースを補う目的で整備。図書館と合わせて市民活動の拠点としてのニーズを見込む。
 観光交流センターには、観光客を中心市街地へ誘導する機能を持たせる。
 交通広場は、既存の駅前広場と同じ位置に再整備し、観光ツアーバスの発着場所などを配置する。
 交通広場を設けることで、市は駅から市街地への訪問者が増え、回遊性が高まると見ている。
 市の中心市街地には近年、農産品などを販売する道の駅「やませ土風館」や、「まちなか水族館」が設置され、観光や産業の活性化に寄与している。

岩手県久慈市/JR久慈駅前再整備/図書館など複合施設建設、中心市街地を活性化

《日刊建設工業新聞》

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