低消費電力の無線規格Wi-SUN、もずく養殖で洋上初の実証例 画像 低消費電力の無線規格Wi-SUN、もずく養殖で洋上初の実証例

IT業務効率

 情報通信研究機構(NICT)が沖縄県南城市のもずく養殖場のセンサーネットワークに、日本主導の無線規格であるWi-SUNを使用。適用実証に成功した。Wi-SUNの漁業分野での適用実証成功は世界初となる。

 Wi-SUNは低消費電力が特徴の無線規格。これまでにも農業用センサーに電池駆動のWi-SUN無線機を使用し、温度や湿度、土壌成分などのデータの継続観測に成功している。だが、海上の場合は通信環境が異なること、モニタリング対象エリアの広さ、電池交換のコストといったハードルがあり、実証例がなかった。

 今回の実験では、洋上のブイ3基に電池駆動のWi-SUN無線機を搭載。うち2基に水温・塩分濃度センサーを搭載し、収集したデータを地上の無線機に定期的に送信した。送信されたデータはクラウドで共有される仕組み。無線機は大部分をスリープ時間とすることで、平均消費電力を大幅に下げている。

 今後は連携する知念漁業協同組合の要望に応じて、設定やモニターする項目、設置場所などを変更し、さらに最適化を進めていく。

★毎週月曜発行★
編集部オススメ記事をピックアップ!
HANJO HANJO メールマガジン登録はこちら
《こばやしあきら》

編集部おすすめの記事

特集

IT業務効率 アクセスランキング

  1. 【IoTツール最新事情:後編】中小経営者が今一番使いたいツール

    【IoTツール最新事情:後編】中小経営者が今一番使いたいツール

  2. 大断面山岳トンネル工事、月進270メートル達成!過去最長記録!!

    大断面山岳トンネル工事、月進270メートル達成!過去最長記録!!

  3. 【ITで攻めの農業:2】年間売上100万円超、農家の太陽光発電

    【ITで攻めの農業:2】年間売上100万円超、農家の太陽光発電

  4. 【ITで攻めの農業:1】投資300万円でも儲かるトマト自動栽培

  5. VRによる未来のコミュニケーションとは?

  6. 数百人の顔を認識して会話、仲介者ロボット「RoboPin」

  7. 日本年金機構の情報漏洩から学ぶ安全性と利便性の両立、そして“多層的な”防御

  8. ドローンのモーターは中国製ばかり、ツカサ電工が防水・防塵で勝負

  9. 富士電機の”ヒータ電力を使わない自販機”はどうやって誕生したか

  10. 【ITで攻めの農業:3】圃場のクラウド管理で一等米を増産!

アクセスランキングをもっと見る

page top