エアコン・Wi-Fiの次は? 海外旅行者がホテルに求めるもの 画像 エアコン・Wi-Fiの次は? 海外旅行者がホテルに求めるもの

インバウンド・地域活性

 旅行の口コミ情報サイト「TripAdvisor」を運営する米・トリップアドバイザーが、世界の旅行動向調査「トリップバロメーター 旅のトレンド 2016」を発表した。

 この調査は世界7エリア、32の国と地域を対象に全世界4万4782人の回答をまとめたもの。回答者のうち3万4026人は旅行者で、1万756人が宿泊事業者となっている。日本人回答者は旅行者1326人、事業者175人の計1501人。

 調査データから日本人旅行者の回答を抽出すると、宿泊施設に求める設備トップ3は「エアコン(69%)」「室内Wi-Fi(40%)」「セーフティボックス(38%)」。この項目に関しては、世界の旅行者の回答でも「エアコン」は63%、「室内Wi-Fi」は46%と高く、インバウンド対策としてWi-Fiの重要度の高さが改めて明らかになった。また、日本人旅行者の回答では25%で5位だった「朝食」が、世界の旅行者の回答では40%とWi-Fiに次ぐ人気に。宿泊料金に朝食が含まれていることが、重要なポイントになっているようだ。

 また、日本の宿泊施設の回答を見ていくと、直近1年で要望としてもっとも多かったのは周辺レストランや観光施設などに対する事前予約サポートで23%。これは世界の宿泊施設の回答でも19%と近い水準でニーズがあるようで、宿泊施設が自ら外部サービスなどでフォローすることが、旅行者獲得のための訴求ポイントになるかもしれない。一方、海外の宿泊施設の回答では、もっとも高かったのはウェブサイトからの宿泊予約機能で25%。国内でも21%と、周辺施設の事前予約サポートに次ぐ順位となっている。

 来年の展望については、世界全体の宿泊施設が「とても楽観視している(34%)」「やや楽観視している(39%)」と、7割以上が行き先を明るく感じている。しかし、日本の宿泊事業者の回答に絞ると、「楽観的でも悲観的でもない」が47%と慎重な見通し。「とても楽観視している」は9%、「やや楽観視している」は24%だった。

 なお、国別の旅行者年間旅行予算でトップだったのはオーストラリアで131万8900円(1ドル=121円換算)。スイス、アメリカがこれに次いでいる。日本は67万7600円でアジア圏トップ、世界では12位だった。

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《こばやしあきら》

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