韓国で農作業事故で保険法1月施行、国が掛け金半額助成、日本は

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 韓国で来年1月、農作業事故や農薬中毒、腰痛など農作業に起因する疾病・障害を補償する農業災害保険法が施行する。同法に基づき韓国の農協組織が来年中にも、農業災害保険の運営を始める予定だ。加入は任意だが、国は掛け金の半額を助成し加入を促す。農作業事故を防ぐための調査研究も実施する。保険法に予防策を盛り込むのは世界でも珍しい。
 正式名称は「農漁業者の災害保険及び災害予防に関する法律」で、今年1月に成立。圃場(ほじょう)までの移動時の事故、農機・施設の欠陥で発生する事故なども対象で、補償を通して農業経営を安定させ、離農を防ぐ考え。補償は治療費や休業時の作業代行者への支払い、障害が残った場合の介護費、遺族への給付金など幅広く、日本の労災保険と同様の内容となっている。

 韓国農村振興庁が事故防止の調査研究、先進事例の情報発信などを行う。

 日本農業労災学会の三廻部眞己会長は「保険加入の半額助成は、日本の労災保険にもない素晴らしい制度。日本も見習うべきだ」と指摘する。

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《日本農業新聞「e農net」》

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