札幌・大通駅周辺のまちづくり、都心部コンパクト化など目標に

インバウンド・地域活性

 札幌市は、市営地下鉄大通駅周辺地区を対象とした「都心まちづくり計画」の素案をまとめた。企業誘致などによる国内外からの投資の呼び込みや、都心部のコンパクト化などを目標に掲げ、まちづくりを通して導入すべき機能や、低炭素化に向けたエリアごとの取り組みの方向性などを示した。年度内にも計画を策定する予定。
 素案は、人口減少や札幌五輪開催時に建設された建物の老朽化など、市を取り巻く環境の変化に対応したまちづくりの指針としてまとめた。計画の対象区域は、大通駅を中心とした半径約1キロ圏内。JR札幌駅、市営地下鉄中島公園駅などを含む。
 札幌駅と大通駅を結ぶ空間を「都心強化先導エリア」に位置付け、ビジネス環境の整備による企業誘致や、再開発に合わせたエネルギーネットワークの形成などの取り組みを強化する。
 都心強化先導エリアのうち札幌駅を中心とする「札幌駅交流拠点」では、駅南側にある駅前広場と、北5西1、2街区の一体的な再開発の促進や、自立分散型電源の導入による防災拠点機能の強化、北海道新幹線の札幌延伸を考慮した交通結節機能の強化などを図る。
 大通公園と、創成川公園を含む「大通・創世交流拠点」では、複合商業施設「サッポロファクトリー」などがある創生東地区への入り口にふさわしい空間形成を進める。
 低炭素都市の形成に向けては、大通公園の南側エリアで、リノベーションなどのストック活用により環境負荷を軽減するシステムの導入を促進する。

札幌市/都心まちづくり計画素案/大通駅周辺、都心強化先導エリアに

《日刊建設工業新聞》

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