国交省がインフラメンテの優良事例集、来年2月公開

インバウンド・地域活性

 国土交通省は10日、社会資本の維持管理・更新の高度化・効率化に実績がある優れた技術や工夫などを紹介する優良事例集「インフラメンテナンスに係るグッドプラクティス」を作ると発表した。民間事業者には自社の実績を紹介してビジネスチャンスの拡大につなげてもらい、執行体制がぜい弱な市町村には課題の克服に役立ててもらう狙い。掲載する優良事例は実績がある産学官の団体・個人から来年1月25日まで受け付け、同2月にもホームページで公開。パネル展も開催する。
 インフラメンテナンスの優良実績に関する産学官の事例集作りは、今年2月に社会資本整備審議会と交通政策審議会の合同部会が出した提言に基づいて行う。維持管理や更新の高度化・効率化に優れた実績がある技術や施工の工夫などを広く広報することで、これに掲載する民間事業者にはビジネスチャンスの拡大やさらなる優れた技術開発、主に市町村とのビジネスマッチングなどに活用してもらう。
 今回募集する主な優良実績の対象は、社会資本の維持管理・更新を高度化・効率化できる調査・計画手法や計画・設計手法、施工技術・システム、点検・診断手法、材料・製品など。実際に事例集に掲載する件数は制限しない。
 応募書類には主な優良実績のイメージとして、高度画像認識技術で点検・診断を大幅に効率化できる日本下水道事業団(JS)の管きょマネジメントシステムなど計5件を紹介・添付している。
 国交省は、来年2月にもホームページでインフラメンテナンスの優良実績事例集を公開するとともに、その掲載事例のパネル展も同省1階正面玄関横の展示スペースで開催する予定だ。
 現時点で、掲載された技術などを同省発注のメンテナンス事業の入札で加点評価するような民間事業者への直接的なインセンティブ措置の実施は想定していない。

国交省/インフラメンテの優良事例集作成/16年2月公開、官民マッチング活用に期待

《日刊建設工業新聞》

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