落石事故から半年…東南アジア最高峰・キナバル山の登山道が再開 画像 落石事故から半年…東南アジア最高峰・キナバル山の登山道が再開

海外進出

10人以上の死者を出した事故から約半年ぶり
3日、独立行政法人国際協力機構(JICA)は、閉鎖されていた東南アジア最高峰キナバル山の登山道が再整備され、12月1日より開通したと発表した。JICAによると新しい登山道は眺望の良さと高い安全性を兼ね備えており、より多くの登山客を誘致できる見込みという。

キナバル山では6月5日午前7時頃発生したマグニチュード5.9の地震により、大規模な崩壊や落石が生じ、10人以上の登山者が死亡した。死亡者の中には日本人も含まれている。事故以降、マレーシア政府は事態を重く受け止め、登山道を閉鎖し入山を禁止していた。

キナバル山は年間約5万人の登山者が訪れる人気観光資源で、登山ガイドとして多くの地元住人が働いていた。そのため、入山禁止により多くの住人が職を失うこととなった。

JICAが代替ルートの安全性評価等を支援
マレーシア政府はコンサルタントを使い代替登山ルートの検討を進めていたが、そのルートの検証や安全性分析についての支援をJICAに依頼した。

JICAは元々キナバル山のあるサバ州の「生物多様性・生態系保全のための持続可能な開発プロジェクト」の支援をしており、マレーシア政府からの依頼はプロジェクト全体を補完する支援になると判断し、依頼を引き受けた。

JICAは公益社団法人日本山岳ガイド協会と連携し、9月に落石対策・登山道安全性評価調査団を現地に派遣。代替登山ルートの地質や安全性の評価の支援を行った。

(画像はプレスリリースより)
(写真提供:Mr. Hanry Mujih, Research Assistant, Sabah Parks)

落石事故から約半年、キナバル山の登山道が再開。JICAが安全性評価等支援

《マレーシアニュース》

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