【回転窓】週休2日への本気度 画像 【回転窓】週休2日への本気度

マネジメント

 〈スーツを着て通勤できる工事現場に〉-。1990年代初め、建設産業のイメージアップに向けた活動でこんなキャッチフレーズを聞いた記憶がある▼現場事務所にはきれいな更衣室が整備され、夕方に定時で仕事を終えるとシャワーで汗を流し、朝着てきたスーツに着替えて現場を後にする。そのままおしゃれなレストランに行くもよし、好きな音楽コンサートを楽しむもよし。駆け出し記者だった当時、近い将来きっと実現する働き方だと信じて疑わなかった▼あれから四半世紀。建設業界で深刻化する担い手不足の問題に抜本的な改善の兆しを見いだすのは難しい。若者の興味を引くだけのイメージアップには意味がない。やはり働く人たちの環境改善に官民がより本気で取り組むことが必要だ▼急がれるのが、建設現場への週休2日制の導入。施工条件が個々に異なる建設現場で週休2日の実現にはクリアすべき課題も多い。公共事業でのモデル工事などを通じて実効ある施策が講じられていってほしい▼スーツを着ての通勤に賛否はあろうが、現場の労働時間を減らせないままでは明るい展望は開けない。

回転窓/週休2日への本気度

《日刊建設工業新聞》

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