企業倒産件数、11月として1990年以来の低水準、製造・小売は苦戦 画像 企業倒産件数、11月として1990年以来の低水準、製造・小売は苦戦

マネジメント

 東京商工リサーチが発表した月次全国企業倒産状況によると、11月の倒産件数は711件。11月としては1990年以来の低水準を記録した。

 倒産件数は前年同月比の約3.3%減(25件減)で、前年同月を下回ったのは8カ月連続。一方、負債総額は前年同月比の約22.6%増(261億7300万円増)で、2カ月ぶりに前年同月を上回った。

 倒産件数が減ったにも関わらず負債総額が増加したのは、10億円以上の大型倒産が多かったため。件数では前年同月よりも6件多い24件で、前年同月比増となったのは8カ月ぶり。負債額100億円の大型倒産も2カ月ぶりに発生した。

 産業別にみると、全10産業のうち6産業が前年同月を下回った。上回った産業は製造業、小売業、金融・保険業、不動産業で、製造業は3カ月ぶりに前年同月を上回る112件(前年同月比23%増)。内訳では外衣・シャツ製造が前年の6件から12件へ、惣菜製造などを含むその他の食料品製造は2件から8件へと大きく増加した。

 小売業は2カ月ぶりに前年同月を上回る97件(前年同月比42.6%増)。内訳は、電気機械器具などの機械器具小売が3件から12件へと大幅に増加した。不動産業は26件同13%増で6カ月ぶりに前年同月比増。金融・保険業は今年最多の11件(同120%増)を記録した。

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《加藤宏之/HANJO HANJO編集部》

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