名古屋市公会堂全面改修、16年度予算で債務負担行為設定へ 画像 名古屋市公会堂全面改修、16年度予算で債務負担行為設定へ

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 名古屋市は、市の都市景観重要建築物に指定されている公会堂(昭和区鶴舞1)の全面改修工事を16年度に発注する。山下設計に委託して進めている改修設計が来年2月に完了することから、市民経済局は、編成中の16年度予算案に債務負担行為として工事費61億5800万円を要求している。
 公会堂は、1930(昭和5)年の開館。第2次大戦中は防空部隊の司令部、戦後は米国空軍の娯楽・厚生施設になったが、56年に市の管理に戻り、施設の拡充が行われた。80年には老朽化に対応、市制90周年記念事業として大改修が施された。
 現在の建物は、SRC造地下1階地上4階建て延べ1万1939平方メートル。重厚で落ち着いた外観を持ち、89年には都市景観重要建築物に指定された。
 今回の改修では、耐震壁の設置、老朽化している屋上防水、外壁、外部建具、1階舞台、大ホール、4階ホール天井、各階便所、各種設備を一新するほか、鑑賞型施設としての機能向上、歴史的価値の保全を図る。
 改修によって、1階ホール客席は、1986席から1500席前後に減らし、余裕を持たせる。大ホールにはデジタルシネマ、デジタルサラウンドを導入し、多目的な利用を促進する。新たに授乳室(1階)、喫茶室(地階)を設ける。各種設備は最新型に更新、照明にLEDを採用し、省エネにも配慮する。
 改修工事は、17年4月から始まり、19年3月に完了する予定。

名古屋市/公会堂全面改修(昭和区)/16年度予算で債務負担行為設定へ

《日刊建設工業新聞》

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