新国立競技場の設計・施工、建築家協会が専門家設置など要望 画像 新国立競技場の設計・施工、建築家協会が専門家設置など要望

インバウンド・地域活性

 日本建築家協会(JIA、芦原太郎会長)は、2020年東京五輪のメーン会場となる新国立競技場の設計・施工者選定に関する要望書をまとめ、2日に日本スポーツ振興センター(JSC)に提出した。技術提案書提出企業体の応募案を公表した上で、応募案設計者による公開の提案内容説明会開催を要望。設計・施工中は建築設計の専門家を入れた「デザインアドバイス機構」を設置し、情報公開するよう求めた。
 要望書では、今月中に予定される優先交渉権者による実施案の選定後の混乱を避けるためには、国民の正しい理解を得る必要があると指摘。発注者が多様な意見に耳を傾け、国民の不安を取り除くためにも応募案を速やかに公開し、専門家や市民代表が参加する場で応募案設計者が計画内容を説明することが必要だとした。
 さらに、実施案を選定する技術提案等審査委員会の委員を含めた建築設計の専門家を入れたデザインアドバイス機構の設置が、国民への情報開示のためには有効だと強調。建築設計者団体として、機構に対して全面的な支援と協力を行うと表明している。
 JSCは9月1日、新国立競技場の設計・施工を一括発注する公募型プロポーザル手続きを開始。技術提案書の提出を16日に締め切り、年内にも優先交渉権者を選定する予定だ。基本・実施設計は来年1年程度かけて実施。17年初めの着工、20年1月末の完成を目指している。

新国立競技場/JIA、設計・施工者選定で要望書提出/提案内容の公開説明を

《日刊建設工業新聞》

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