NHK、放送センター建替で外部の専門会員設置 画像 NHK、放送センター建替で外部の専門会員設置

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 日本放送協会(NHK)は、東京都渋谷区の放送センターの建て替え事業に当たって、設計者や施工者などの事業者選定や契約手続きの透明性・公平性を確保することなどを目的に、外部の専門家で構成する委員会を設置した。12月中に初会合を開く。設置期間は17年3月まで。NHKは、この期間中に専門家から得た助言を参考に、契約方式や発注手続きの進め方などを決める方針だ。
 委員会の名称は「放送センター建替工事に関する専門家委員会」。委員長を公認会計士の鈴木浩之氏が務める。設置期間中に6回程度の会合を開き、契約方式や業者募集要項などについてNHKの担当局長に助言を行う。競争契約の透明性・公平性の確保に加え、建設コストの抑制を図る狙いもある。
 NHKは今年6月、放送センターを現在地(神南2の2の1、敷地面積8万2645平方メートル)で建て替える方針を決定。2020年東京五輪の終了後に着工し、初弾プロジェクトとして25年までニュースセンターや情報系スタジオなどが入る施設の完成・運用開始を目指すとしている。
 現在、新施設の規模や建設スケジュールなどの詳細を検討しており、16年6月をめどに基本計画を策定する方針だ。社内に複数のワーキンググループを立ち上げ、建て替え事業に向けた検討作業を推進中。建て替え後の新施設で中核として働くことになる若手職員でプロジェクトチームを編成し、新施設のコンセプトなどの議論も進めている。
 14年度の予算策定時点の計画によると、新施設の規模は総延べ床面積26万平方メートル、事業費は約3400億円(建築経費約1900億円、機械・設備経費約1500億円)と試算していた。敷地内のすべての施設を工区を分けて順次建て替えるとみられ、第2弾以降のプロジェクトとしてドラマスタジオや事務室、NHKホールなどの建て替えも予定している。

NHK/放送センター建替(東京都渋谷区)/専門家委で契約方式など検討

《日刊建設工業新聞》

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