滋賀発「セグウェイ」ライクな電動一輪車、公道走行に向け試験へ 画像 滋賀発「セグウェイ」ライクな電動一輪車、公道走行に向け試験へ

インバウンド・地域活性

 滋賀県発のジャイロ搭載電動一輪車「ONEWHEEL(ワンホイール) i-1」が、歩道や公道での本格的な走行テストを開始した。移動支援ロボットとしての実用化に向けて研究開発を進める。

 ONEWHEEL i-1は、滋賀県のシムスインターナショナルが開発した電動一輪車。ジャイロを搭載し、セグウェイのように重心移動によって操縦できることが特徴となる。また、ハンドルやアクセル、ブレーキを備えており、従来のバイクのように運転することも可能だ。これにより体重移動のミスによる誤操作、坂道などではジャイロ操作が難しいといった問題を解消できる。

 なお、重心移動による操縦の場合、ブレーキングなど、速度を上げた際の制御が難しいという課題があった。これについてはバッテリー切れ直前時の自動ブレーキシステム機能や速度制御システムにより、安全な速度制御を可能にしている。

 これまでは主にテーマパークや商業施設、工場内などでの運用を前提としてきたONEWHEEL i-1だが、今回、かねてから視野に入れていた公道での運用に向け、新たにテストを開始。速度制御システムに加え、弾性体ブレード技術を活用した緩衝補助輪を実装し、段差などの衝撃を緩和する計画だ。

 また、公道走行テストのほか、携帯アプリとBluetoothを使ってマシンセッティング、モニタリングを行うシステムも実用テストを開始。モーターパワーのモード設定や、速度や電圧、走行距離などをアプリで管理できるようになる。

 2016年春から夏頃に既存のテストモニター向けに車両を展開し、実用テストを行っていく予定。ワンホイール運営事務局は、2016年から2018年頃に都心のオフィス街などで普及というビジョンを掲げている。なお現在、法人や個人の2015年テストモニターの2次募集も行っている。

 ONEWHEEL i-1の走行速度は最高で時速約25km、最大航続距離は1充電で15~30km程度。希望小売価格は34万8000円を予定している。

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《こばやしあきら》

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