高所作業用の安全2本ロープ発売へ…安全衛生規則改正に対応 画像 高所作業用の安全2本ロープ発売へ…安全衛生規則改正に対応

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 東興ジオテック(東京都港区、川瀬勝久社長)は、のり面保護工などの高所作業時に2本目のロープ設置が義務付けられるのを受け、従来のメーンロープ1本と同様の作業環境を実現する安全ロープを、安全帯メーカーの藤井電工(兵庫県加東市、藤井信孝社長)と共同開発した。長さは1・5メートルと3メートルの2種類。3メートルタイプはモルタル吹き付け時に対応する。藤井電工が近く販売を始める。
 労働安全衛生規則の改正に伴い、16年1月1日から勾配が40度以上の斜面をロープで降下しながら高所作業を行う時は、体を支えるメーンロープ以外のロープをライフラインとして安全帯に取り付けることが義務付けられる。
 2本のロープを取り付けている現場では、安全ブロックをつり下げ、安全帯の胴ベルトにロープを取り付ける「リトラクタ式」が多く使われているが、目の前に2本のロープがあるため作業性が低下。吹き付け時にモルタルなどが付着することもあり、コストや維持管理面が課題となっている。
 そこで両社は1年程前から新たな仕組みや取り付け方法を検討。今秋までに実用化にめどを付け、「東興式ライフラインメッセンジャー」として販売することを決めた。
 ライフラインメッセンジャーは安全ブロックと組み合わせて使用。釣りざおのようにメーンロープとライフラインが交錯しないように取り付けることでほぼ平行の状態を保ち、従来と変わらない作業環境を実現する。安全ブロックのワイヤにモルタルが付着する心配もないという。
 11月30日に和歌山県広川町の「国道42号河瀬地区防災対策工事」(国土交通省近畿地方整備局和歌山河川国道事務所が発注)の現場で公開発表会を開いた。地元建設会社などから約20人が参加。東興ジオテックの川瀬社長は「実際に作業する方が使いにくければ浸透するまでに時間がかかる。作業性を損なわないことを第一に考えており、実物を見て、確認してほしい」と話した。

東興ジオテック/作業性高い安全2本ロープ開発/安全衛生規則改正に対応

《日刊建設工業新聞》

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