名古屋城天守閣の木造復元、市として初のプロポーザル方式に 画像 名古屋城天守閣の木造復元、市として初のプロポーザル方式に

インバウンド・地域活性

 名古屋市は2日、名古屋城天守閣整備事業の公募型プロポーザル(WTO対象)を公告した。市では初の技術提案・交渉方式(設計交渉・施工タイプ)で、天守閣の木造復元に伴う実施方針や工程計画、概算事業費などの技術提案を求める。参加資格は単体か2~5者JV。24日まで参加申請書と参加表明書を受け付ける。技術提案書の提出期間は16年1月6日~2月26日。3月下旬に優先交渉権者を決定する。
 資格要件は、単体とJV代表者は▽建築工事A等級▽00年以降に元請として延べ面積(部分解体修理工事は解体修理部分)が100平方メートル以上の木造建築物(城郭、神社、仏閣、茶室など)の全解体修理工事、部分解体修理工事、新築工事または復元工事の施工実績-など。代表者以外のJV構成員の組み合わせは▽2者JV=AまたはB▽3者JV=A+AまたはB▽4者JV=A+A+AまたはB▽5者JV=A+A+AまたはB+AまたはB。
 事業内容は天守閣木造復元に関する基本・実施設計業務(施工技術検討含む)、工事施工業務(解体工事、石垣工事、施工技術検討含む)、そのほか付帯する設備、外構、植栽などすべてを含む。
 技術提案の内容は、業務実施方針、概算事業費、工程計画、施設計画概要、基本図面、構造計画、木材調達、仮設計画、復元過程の公開方法、現天守閣の記憶を後世に伝える方策など。ヒアリングも実施し最も高得点の者を優先交渉権者に選定する。
 市は4月以降に優先交渉権者と設計業務に関する見積もり合わせを行う。また、事業に関する市民アンケートも実施する。設計費は補正予算で措置し、議会の承認を得て設計業務の契約を結ぶ。設計完了後に工事費に関する見積もり合わせを行い、議会承認を経て契約する。天守閣の完成期限は20年7月31日までとし、内部を含め公開できる周辺環境までの整備を終えて市に引き渡す。石垣などその他の工事は天守閣の完成後9年以内とする。
 募集要項などは市ホームページに掲載。資料の提出、問い合わせ先は市民経済局名古屋総合事務所天守閣担当(052・231・1700)。

名古屋市/名古屋城天守閣整備(中区)プロポ公告/技術提案・交渉方式

《日刊建設工業新聞》

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