登りは迷わず歩く、50キロのトレイルラン、記者が体験(1) 画像 登りは迷わず歩く、50キロのトレイルラン、記者が体験(1)

インバウンド・地域活性

 勤務先の会社がスポンサーに― 日本教育新聞に勤務してから15年が過ぎたが、まさかこんな機会に恵まれるとは思わなかった。秩父・奥武蔵が舞台のトレイルラン大会。記者として50キロの部への参加がかなった。
 出発は11月22日の午前7時。3連休の2日目だから、激しい疲労に苦しんでも1日は休むことができる。連休明けの仕事は何とかなるはずだ。こんな思いで参加を申し込んだ。
 制限時間は14時間。午後9時までにゴールに着けばいい。これまで、舗装路を走る100キロマラソンは12時間で走りきったことがあったから、制限時間には間に合うと見た。
 それでもスポンサー企業の一員として、無様な格好はできない。出場が決まって最初の週末は悪天候が予想されたため、こっそり代休を取り、1人で秩父へ出かけた。下見のためだ。
 大会1週間前のこと。疲れを残すわけにはいかない。後半30キロに絞ってコースをたどった。
 主催する実行委員会で委員長を務める奥宮俊祐さんは現役のトレイルランナー。著書には、「僕も登りではよく歩きます」とあった。筆者もきつい登りに入ると迷わず歩いた。
 後半30キロのうち走れたのは7割ほどか。それでも、まずまずの時間でゴール地点にたどりつけた。
 大会本番は未経験の前半25キロでどれだけ力を残せるかが勝負になるだろう。後半に入れば勝手は分かる。
 こうして本番の午前7時。未知の前半部分に向かって走り出した。(つづく)
日本教育新聞

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