無人トラクターにアシストスーツ…国際ロボット展で農業支援技術 画像 無人トラクターにアシストスーツ…国際ロボット展で農業支援技術

インバウンド・地域活性

 農作業や福祉介護、産業用などのロボットを紹介する展示会「国際ロボット展」が2日、東京都江東区の東京ビッグサイトで始まった。農水省などは共同で「農業ロボットパビリオン」を開設。自然相手の農業にも最新の電子技術が取り入れられ、技術革新が起きている実態を示した。無人トラクターやアシストスーツといった無人化、省力化技術に来場者の関心が集まった。

 日本ロボット工業会などの主催。「農業ロボットパビリオン」では農機メーカーなどが、農水省の事業で開発した最新成果を紹介した。ヤンマー(株)(大阪市)はGPS(衛星利用測位システム)を使って無人走行ができるロボットトラクターを展示。人が運転する従来のトラクターとの協調作業を想定し、作業者1人で作業効率を2倍にできる。全国4カ所で実証作業をしている。

 井関農機(株)(松山市)は、土壌センサーを搭載した施肥田植え機を紹介。センサーが田の深さと土壌の肥沃(ひよく)度を計測し、リアルタイムで施肥量を調節する。土壌の状態に適した量の施肥ができる。これで倒伏を防ぎ、肥料の節減もできる。メーカーでは、「区画整理で複数の田を一筆にまとめた場合に特に有効」とアピールした。来春に発売を予定。

 一般企業のブースでは、農業利用もできるアシストスーツが関心を集めた。

 (株)イノフィス(東京都新宿区)の「マッスルスーツ」は空気圧が動力で、肩と太ももの動きを助け腰への負担を減らす。既に福祉向けには普及しているが、農業分野ではリンゴやミカン農家、酪農家などで実証を進めている。サイバーダイン(株)(茨城県つくば市)も腰の負担を減らす電動のアシストスーツを展示。開発中のモデルで、防じん防水性能を備えて、農作業に対応する予定。

 展示会は5日まで。事前登録で入場無料になる。   

「国際ロボット展」開幕 ロボトラクターアシストスーツ 無人、省力化に関心

《日本農業新聞「e農net」》

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