【国際ロボット展】院内移動をアシスト、視覚障碍者も使える誘導ロボット 画像 【国際ロボット展】院内移動をアシスト、視覚障碍者も使える誘導ロボット

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 軸受分野における国内のパイオニアとして知られる日本精工株式会社(NSK)は2日、東京ビッグサイトで開催中の「2015国際ロボット展」で、施設内の誘導を目的としたガイダンスロボットに関する展示を行った。

 このロボットは元々、視覚障碍者における病院内での誘導を目的に開発されたもの。すでに神奈川県のリハビリテーション病院での実証実験が進められており、全盲の人が院内を移動できるようなシステムを確立している。

 機能的にはグリップ部分がコントローラーになっており、前に押し込むとアクセル、手前に引くとブレーキになる。スイッチの操作回数で行き先を指定しておくことで、ロボットが半自動で誘導してくれるような仕組みだ。

 これまで視覚障碍者が盲導犬の補助で病院を訪れた場合、盲導犬には院内のことがわからないため、誘導することができなかった。そのため、院内の誘導については以前からニーズがあり、これを受けて同社では09年からロボットの開発に取り組んできたという。現在は来年秋をめどに実用化を目指しているとのことだ。

 なお、視覚障碍者だけでなく一般の患者も誘導してほしいという声もあったことから、今回会場で発表されたモデルでは、新たにタッチパネルを搭載。大病院で診療科が細かく分かれているような場合でも、画面を見ながらスムーズに行き先を決められるようになった。今後は患者満足度の向上を狙い、高齢者の利用を想定したロボットとしても普及を目指すという。

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《丸田鉄平/HANJO HANJO編集部》

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