清水建設、連結子会社の橋梁・鉄骨事業を統合

マネジメント

 清水建設は1日、橋梁・鉄骨事業を手掛ける連結子会社の東京鉄骨橋梁(茨城県取手市、坂本眞社長)と片山ストラテック(大阪市大正区、石原靖弘社長)を経営統合すると発表した。両社の経営資源を集約し、競争力と収益力を強化するのが目的。片山ストラテックの橋梁事業を16年4月、鉄骨事業を同11月ごろに東京鉄骨橋梁に継承させる。統合完了後、速やかに社名を変更する予定。統合会社の社長には、東京鉄骨橋梁の坂本眞社長が就く。
 清水建設は、橋梁・鉄骨事業の競争力を高め、受注の拡大、業績の向上を図るためには、両社の経営資源を集約した上で有効活用することが最適と判断した。両社は、東京鉄骨橋梁を分割継承会社、片山ストラテックを分割会社とする吸収分割契約を1日付で結んだ。
 橋梁市場は、鋼製道路橋の発注量がピーク時の約3分の1(年間20万トン台)に減少しており、厳しい競争環境の下、今後も市場の好転が見込めないとされる。今回の経営統合により両社の人的資源を集約し、総合評価方式による発注案件などに幅広く応札できる体制を構築。橋梁工事の受注拡大を図っていく考えだ。
 鉄骨事業は、当面は旺盛な需要が見込めるものの、2020年以降に市場の縮小が懸念されている。こうした状況下で両社が保有する工場などの生産能力の見直し、施設の再編や老朽設備の更新を進めることで、当面の需要に対応。その後の市場縮小にも対応できる効率の高い生産体制を構築していく。
 両社の15年3月期の売上高を単純合算すると366億円。従業員数は10月1日時点で合わせて686人になる。

清水建設/橋梁・鉄骨事業会社を統合/経営資源集約、競争力・収益力強化

《日刊建設工業新聞》

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