関東整備局、外環道・都内区間トンネル整備でマシンの影響検討 画像 関東整備局、外環道・都内区間トンネル整備でマシンの影響検討

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 関東地方整備局は、16年度以降に始まる東京外かく環状道路都内区間(東京都練馬区~世田谷区、延長16・2キロ)の本線シールドトンネル工事に備え、2本のシールドトンネルの併設がもたらす影響の検討に入る。最適な施工計画の立案に向け、既存の調査資料の分析と、外部有識者へのヒアリングなどを進める。成果は16年6月下旬までにまとめる見通し。
 外環道都内区間の本線トンネルは南行きと北行きの2本。計画では、外径約16メートルのシールドマシンをルートの両端に当たる東名高速側と関越道側から2台ずつ発進させ、大深度地下(40メートル以深)などを掘削。マシンは地中で接合する。施工中は2台のマシンが並行することから、関東整備局は、片方のマシンが別のマシンに影響を及ぼす可能性などを事前に分析することにした。
 外環道都内区間の整備に当たっては、これまでも外部有識者など第三者の知見を踏まえた計画の検討が行われてきた。本線トンネルを両側から掘削する方針は、大学や土木研究所のほか、東京都、共同事業者の中日本、東日本両高速道路社などとつくる東京外環トンネル施工等検討委員会で決定している。トンネル併設の影響を検討する際も同様の取り組みを踏襲する。
 関東整備局が、高速道路2社や東京都などと11月に開いた東京外かく環状道路(関越~東名)事業連絡調整会議では、全体の用地取得率(面積ベース)が10月末時点で61%に達したとの報告があった。
 関東整備局によると、東名高速と接続するジャンクション(JCT)の建設予定地では、発掘された埋蔵文化財の調査が10月に完了。文化財は調査時に取得した3次元データを基に別の場所で復元されるという。中日本高速会社が建設を進めていたシールドマシンの発進立坑は8月末に完成しており、東名高速側では15年度末にもマシンの組み立てが終わる。
 関越道の大泉JCT周辺では、▽氷川橋改良その1~2工事▽Fランプ下部工事▽FBランプ鋼製橋脚工事▽立坑工事-などを実施している。中央道の中央JCT周辺では、▽ランプ橋下部工事▽北側ランプ改良工事▽立坑工事-などが進んでいる。
 事業連絡調整会議では、「2020年の東京五輪開催までの開通を共通の思いにする」との方針もあらためて確認された。

関東整備局/外環道・都内区間整備/シールドトンネル並列施工でマシンの影響検討

《日刊建設工業新聞》

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