「みかんブリ」で地域活性!宇和島プロジェクトの秘策 画像 「みかんブリ」で地域活性!宇和島プロジェクトの秘策

インバウンド・地域活性

 くら寿司からは、さっそくフェアをやりたいと申し出があった。現在まで10回フェアは実施されている。生産者にはやがて、生の魚が苦手だった子供から注目され、ほかの魚も食べられるようになったという反応がよせられるようになっていった。

 現在はみかんブリに加えみかん鯛も販売。続いてみかんサーモンなるものも販売し始めている。「我々は、ブリ・鯛を販売していましたが、サーモンには負けていました。サーモンは敵だったんです。これを味方にするには宇和島で飼えばいいのでは?と考えました」。愛媛県庁に水温を聞きながら調査した結果12月から4月末までの短期間サーモンに適している水温があることがわかった。実は、11月~12月は鯛・ブリの出荷が多いのでが、その後空きの時期が発生、5月にようやく稚魚が入る。この間にサーモンを育てるのだ。木和田氏はこれを海の二毛作と呼んでいる。

 実は愛媛でも市況に左右される不安定な収入、担い手不足などの問題を抱えている。ここでブランド化、指名買いなどに発展することを期待している。

 この取り組みはフード・アクション ニッポンアワード農林水産部門で最優秀賞を受賞する結果となったが、木和田氏は大きな成果として山の幸、海の幸がコラボしたこと、産官学の共同で開発したこと、新たな消費者を開拓できたことを挙げている。
《HANJO HANJO編集部》

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