農業守るため攻める! 自民60年式典で首相がTPP成果を強調

インバウンド・地域活性

 安倍晋三首相(自民党総裁)は29日、東京都内で開かれた同党の立党60年記念式典で演説し、環太平洋連携協定(TPP)交渉の大筋合意を受け、「中山間地も含めて農林水産業をしっかりと守っていく」と強調した。一方で、農家の高齢化や国内の人口減少を踏まえ、輸出拡大など攻めの農業への転換の必要性を訴えた。
 首相は、TPPによって「日本の前に新たな可能性と未来が広がる」と成果を強調。一方で、「TPP交渉に参加する際、私は『農業は必ず守っていく、私を信じてほしい』と約束した。その約束を必ず果たしていく」とも述べた。首相は、TPP交渉への参加を表明した直後の2013年3月の同党大会で「必ず日本の農業と食を守る」と語っていた。

 また農業者の平均年齢が66歳を超えたことや人口減少に伴う国内での消費減に言及し、「守るためには攻めなければならない」と指摘。「TPPで生まれる新たな市場は、日本の品質の高い農産品を待っている」と述べ、オランダを例に挙げて国産農産物の輸出拡大を促した。「若い皆さんが農業に魅力を感じる『農業新時代』を必ず作っていく」とも述べた。

 首相は来年夏の参院選について「勝ち抜かなければならない。勝利を得て、次なる60年に大きな一歩を踏み出していこう」と呼び掛けた。

農業守るため攻める TPP成果を強調 自民60年式典で首相

《日本農業新聞「e農net」》

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