建築家・槇文彦氏が芸術院新会員に内定、日本芸術院 画像 建築家・槇文彦氏が芸術院新会員に内定、日本芸術院

人材

 日本芸術院(黒井千次院長)は25日、15年度の新会員に建築家の槇文彦氏(87)ら6人を内定した。馳浩文部科学相が12月15日付で発令する。
 槇氏は東京都出身。1952年に東大工学部建築学科を卒業し、54年に米ハーバード大大学院建築修士課程を修了。米国の設計事務所に勤務し、ワシントン大とハーバード大の准教授も務めた。65年に帰国して槇総合計画事務所を設立。79~89年には東大教授を務めた。
 国内では、幕張メッセや代官山ヒルサイドテラス、京都国立近代美術館、東京体育館、テレビ朝日本社ビル、朱鷺メッセなどの設計を手掛けたほか、2001年9月11日の米同時多発テロで崩壊したニューヨークの世界貿易センタービルの跡地に建てられた超高層ビル「フォー・ワールド・トレード・センター」を設計するなど、多くの作品が国内外で高い評価を得ている。
 これまでに日本建築学会賞、プリツカー賞、国際建築家連合(UIA)ゴールドメダル、高松宮殿下記念世界文化賞、日本建築学会大賞、米国建築家協会(AIA)ゴールドメダル、日本芸術院賞などを受賞。13年には文化功労者に選ばれている。
 最近は、多額の事業費と巨大な施設規模が社会問題となった2020年東京五輪のメーン会場となる新国立競技場の当初計画案を批判し、代替案を示して注目を集めた。

槇文彦氏/芸術院新会員に内定/文科相、12月15日発令

《日刊建設工業新聞》

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