生花店、「いい夫婦の日」で贈答需要拡大に期待感 画像 生花店、「いい夫婦の日」で贈答需要拡大に期待感

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 「いい夫婦の日」(22日)に花を贈ろう――。香りのあるバラの提案や、19日に解禁されるワインのボジョレ・ヌーボーと絡めて売り込む東京都内の生花店もある。街中はクリスマスの装飾が目立ち、物日として売りにくい時期に差し掛かるだけに、購買意欲を刺激しようと、小売各店は売り込みに知恵を絞る。

 オンラインショッピングで、ボジョレ・ヌーボーと一緒にフラワーアレンジメントを売り込む青山フラワーマーケット。「いい夫婦の日」の2日前の20日、南青山本店で、バラの香りと効用を説明する「ローズマイスター」を店内に配置する。

 今年の「いい夫婦の日」は日曜日だが、同店は、仕事帰りの会社員らをターゲットに置くため、金曜日に売り込みを掛ける。店頭には、ダマスクモダンやミルラなどの香りを持つバラが取りそろえられ、1本350~400円で販売する。

 一番人気は、濃厚で香水のような甘く深みのある香りがある、濃いピンク色の「イヴピアッチェ」。同店を運営するパークコーポレーションの拝野多美さんは「バラの香りを女性に楽しんでもらえたら」と男性客の贈答需要に期待する。

 首都圏で「とうきゅうフローラ」や「フルールカレン」など20店を展開する東光フローラは、別の曜日も絡めて、バラの入ったブーケなどを売り込む。今年はボジョレ・ヌーボーの解禁日が19日。23日は「勤労感謝の日」と続く。三つのイベントを「花贈りのスペシャルウィーク」と題し、波状的に商品を提案。今年は、ハート形に束ねたカーネーションを入れたブーケ(2000円、税別)を投入する。同社の堀弘晃営業部長は「贈るだけでなく、家に花を置くことで、日頃の感謝を忘れないことも『いい夫婦の日』の特徴だと思う。少しでも多くの人に手にとってもらいたい」と話す。

 「いい夫婦の日」に向けた仕入れも活発化し、洋花を中心に相場も動いている。18日のバラの日農平均価格(各地区大手7卸のデータを集計)は1本120円と、前市比14円上げた。卸売会社は「週末の婚礼需要の引き合いが中心だったが、『いい夫婦の日』で使う、薄ピンクのカーネーションなどが動いた」と説明する。潤沢で低迷していた宿根カスミソウも同日は41円と前市を6円上回った。

バラ+ハート形カーネ、ワイン・・・ 趣向凝らし販促 いい夫婦の日向け小売店

《日本農業新聞「e農net」》

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