【新価値創造展2015】製品化された着るヒーター、通電繊維の未来とは?

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ウェアラブルヒーター「HOTOPIA」
  • ウェアラブルヒーター「HOTOPIA」
  • 利用時には電極部分に伸縮電線を使用
  • 電気を流すとすぐに熱を発生し、ムラなく温度が上がる
  • 豊鷹によって製品化されたヒーター内蔵ジャケット「暖房服」
  • 伸縮電線をロボット配線に使うデモも行われた
 三機コンシスは18日、東京ビッグサイトで開催中の共創マッチングイベント「新価値創造展2015」に出展。ウェアラブル伸縮電線とウェアラブルヒーター「HOTOPIA」についての展示を行った。

 HOTOPIAは信州大学繊維学部と共同で、3年前に開発されたもの。銀の繊維がニット状に編み込まれており、この編み方が同社の特許技術となる。柔らかな触感の生地は伸縮性に優れ、通気性も高いのが大きな特徴。均熱性が高いため、電気毛布のように電熱線の周囲だけが低温やけどする恐れもない。部分的な温度が低くても、面全体の温度が上昇するため、体感温度はかなり暖かいとのことだ。素材に銀を使用しているため抗菌性もある。

 一方、伸縮電線は電気抵抗で熱を出すのとは真逆に、通電性を高めることで電線としての役割を持たせた繊維となる。布状のため服にそのまま編み込むことができ、電源コードのように肌に当たって不快感を覚えることもない。伸縮性に優れるため、断線対策が必要となるロボットの配線などへの利用も想定しているとのことだ。

 会場ではHOTOPIAを利用し、豊鷹によって製品化されたヒーター内蔵ジャケット「暖房服」が参考出展されていた。USB接続によってモバイルバッテリーから給電し、1万2000mAhで最大8時間の利用が可能だという。

 その他、布製ヒーターとしての利用では車のシート、医療向けの膝サポーターなどの開発も進められているとのこと。伸縮電線についても、ウェアラブルという視点から様々な応用が考えられそうだ。
《丸田鉄平/HANJO HANJO編集部》

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