住宅の新たな差別ポイントは遮熱? 道路シェア100%の遮熱塗料から住宅専用ブランド 画像 住宅の新たな差別ポイントは遮熱? 道路シェア100%の遮熱塗料から住宅専用ブランド

イベント

 遮熱塗料を手掛けるミラクールは18日、東京ビッグサイトで開催中のJapan Home & Building Show 2015に出展。住宅専用の高性能遮熱塗料「絶対遮熱王」に関する展示を行った。

 ミラクールは工場や公共施設に向けて遮熱塗料を提供。特に道路については100%に近いシェアを獲得しており、耐久性の高さには定評があるという。劣化した塗料が粉のように剥がれ落ちる「チョーキング現象」も抑えられるとのことだ。

 なお、遮熱塗料の多くは、含有した粒子が赤外線を反射するという仕組みになっている。同社の遮熱塗料も中空セラミックバルーンがその役目を果たしているが、そこで問題になるのが塗膜の反射力だ。塗面が汚れて光を反射しなくなれば、遮熱効果は落ちてしまう。

 そのため、JIS規格では2年間は一定の反射保持率を維持するよう定められている。しかし、同社では雨が汚れを洗い流すように、塗料の親水性を高めているとのこと。これにより10年たっても、規定の反射保持率を維持できるという。

 絶対遮熱王はこうした遮熱塗料の技術をそのまま転用した、戸建て販売用の新ブランドとなる。屋根や壁面に塗付することで、夏場の温度の上昇を抑制。エアコンの効きを良くなるため空調コストが抑えられる。

 近年では断熱材の性能が向上し、新築住宅ではその差が出にくくなっている。その中で、新たな差別化のポイントとして遮熱が注目されているようだ。なお、同社では絶対遮熱王を新築だけでなく、リフォームによる壁面の塗り直しについても、付加機能のある塗料として提案していく計画だ。
《丸田鉄平/HANJO HANJO編集部》

編集部おすすめの記事

特集

イベント アクセスランキング

  1. 【国際ロボット展】介助犬のように障害者をサポートする支援ロボット「HSR」

    【国際ロボット展】介助犬のように障害者をサポートする支援ロボット「HSR」

  2. 社員に選ばれる企業への一歩「サテライトオフィス」、経費削減にも

    社員に選ばれる企業への一歩「サテライトオフィス」、経費削減にも

  3. 先進的な取り組みが次々と登場、IoTがもたらす未来とは?

    先進的な取り組みが次々と登場、IoTがもたらす未来とは?

  4. 【日本経営品質賞:1】理論と現場からCSに迫った先に見たES

  5. 【国際ロボット展】人工筋肉内蔵「マッスルスーツ」に新たな展開、圧縮空気不要のスタンドアローンタイプも

  6. 【ウェアラブルEXPO】西陣織の技術が生み出す導電ミシン糸、自然な肌触りで洗濯も可能

  7. “2S改善マラソン”が製造業の成長に~島根ものづくり工場管理実践塾

  8. 【特集・スマート決済】インバウンド は「アクセプタンスマーク」で!!

  9. 【農業ワールド】農薬を散布できる自動飛行型ドローンが登場

  10. 【新電力EXPO】コストはリチウムの半額、1家1工場ごとに蓄電池のある未来

アクセスランキングをもっと見る

page top