建設産業専門団体連合会、都内で全国大会を開催 画像 建設産業専門団体連合会、都内で全国大会を開催

マネジメント

 建設産業専門団体連合会(建専連、才賀清二郎会長)は17日、15年度の全国大会を東京都港区のニッショーホールで開いた。大会は16回目で、テーマは「建設業を未来に伝える~若者が生涯を託せる専門工事業を目指して~」。技能人材の確保、建設の魅力を次世代にどう伝えるかといった課題について、行政や学識者による講演が行われた。
 才賀会長は、「若者が生涯を託せる産業であることを専門工事業界から発信していくことが重要だ」と指摘。個々の業種団体の枠を超えた横断的課題に取り組み、健全な建設産業を目指す政策集団として、引き続き積極的な事業を展開すると強調した。
 来賓の石井啓一国土交通相は「建設産業は人材で成り立っている産業であり、現場で直接施工を担う専門工事業によって生産物の品質が確保されている」と指摘。その上で、数度にわたる公共工事設計労務単価の引き上げを通じた賃金水準の好循環に向けた取り組みや、社会保険の加入促進策、さらに担い手3法の適切な運用などにより、「現場で汗を流す人が尊いと言われる社会を目指していきたい」と訴えた。
 厚生労働省の三ッ林裕巳政務官、日本建設業連合会(日建連)の中村満義会長、全国建設業協会(全建)の伊藤淳専務理事も来賓としてあいさつした。
 基調講演を行った国交省の毛利信二総合政策局長は、9月に閣議決定した第4次社会資本整備重点計画に、安定的・持続的な公共投資の必要性とともに現場の担い手確保が明記されたことを説明。業界とのコンソーシアムで実現を目指す建設技能労働者の経験が蓄積されるシステムについて、「課題を乗り越えて実現を目指したい。必ず業界のメリットになる」として理解と協力を求めた。
 寺本潔玉川大教授による特別講演「建設の魅力を次世代にどう伝えたらよいか-発案・建設・美・貢献の4要素から学ぶ-」も行われた。

建専連/都内で全国大会開く/「未来に伝える」テーマ、人材確保・魅力継承で講演

《日刊建設工業新聞》

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