地熱で家の冷暖房費を節約、エコで健康的な生活を提案するジオパワーシステム 画像 地熱で家の冷暖房費を節約、エコで健康的な生活を提案するジオパワーシステム

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 ジオパワーシステムは18日、東京ビッグサイトで開催中のJapan Home & Building Show 2015で、同社のパッシブ地中熱利用換気システムに関する展示を行った。

 これは、一般家屋などで使われている全館吸排気システムで、温度管理に地熱を利用したもの。熱交換パイプを地中深さ5メートルに埋め、そこに吸排気システムを通る空気を循環させる。地中では夏は14度から16度、冬は16度から18度で温度が安定しているため、冷暖房効果が期待できるというわけだ。

 さらに、全館吸排気システムが屋根裏や床下なども含めて空気を循環させることで、部屋ごとの暑さや寒さの違いを解決。これにより、冷暖房費を約50%節約できるという。

 なお、ジオパワーシステムで代表取締役を務める橋本真成氏によると、同社のシステムだけを利用して、冷暖房に頼らない生活を行っている人もいるという。

「地中熱を利用するだけでも、人が最低限暮らせるぐらいには、部屋の温度をコントロールできます。こうしていると、次第に人が持つ体温調整機能が機能するようになっていく。我慢をして省エネなライフスタイルをしなくても、省エネな体が作れるんです」

 実際に同社のシステムの利用者にはエアコンを嫌う人が多いという。風邪をひきにくい身体になったという声もあり、こうした健康面にメリットを見出すケースもあるようだ。その点では熱交換パイプに定期的に吸注入された水がフィルターの役目を果たしていることも見逃せない。これで、花粉や黄砂などについては、およそ8割から9割を除去できるという。

 一般家庭に新築でシステムを導入した場合、掘削費用などを含めた価格は約250万円とのこと。冷暖房費などを計算すると、約15年でコストを回収できるという。なお、最近では経済産業省系で省エネについての補助金が出るようになり、大型施設への導入も増えているようだ。工場などの大型施設から、農家のビニールハウスまで、様々な場所で利用されているという。
《丸田鉄平/HANJO HANJO編集部》

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