農水省、料理の自給率計算ソフト公開…国産選べば上昇実感

ライフ

 普段の食事から食料自給率を考えてもらおうと、農水省は料理ごとの自給率が簡単に計算できるパソコン用ソフトを開発した。料理を選ぶだけで、カロリーベースと生産額ベースの自給率がひと目で分かる。国産食材にこだわった自給率も表示し、消費拡大の重要性を啓発する。栄養価も同時に計算できることから、同省は家庭での食生活の管理と合わせた使用を提案する。

 ソフトは「クッキング自給率」の名称で、10月下旬に公開した。新たな食料・農業・農村基本計画で掲げた食料自給率の目標45%(カロリーベース)の実現へ、消費者にも普段の食事から自給率を考える機会を提供する。

 同省のホームページ(HP)から入手できる。はじめは約300の料理で自給率が計算でき、和食や洋食といったジャンルと食材、調理方法別に検索する。食材や調味料単位で自給率をデータ化し、これらを組み合わせることで、メニュー全体の自給率を計算する仕組み。初期設定の料理に限らず、必要な食材を入力してオリジナルのメニューを登録することも可能だ。

 例えば牛肉の焼き肉丼の自給率は、カロリーベース43%、生産額ベース75%と算定。国産食材にこだわった自給率も表示可能で、この場合は全ての野菜を国産にするなどして、カロリーベースは52%、生産額ベースは89%まで上がる。

 同省は「国産食材にこだわれば、自給率が上がることを身近に感じてほしい。国産を食べる意義を伝え、消費拡大にもつなげたい」(食料安全保障室)と説明する。

料理の自給率一目で 国産選べば上昇実感 計算ソフト 農水省公開

《日本農業新聞「e農net」》

編集部おすすめの記事

特集

ライフ アクセスランキング

  1. 【ギフト・ショー】光で固まる特殊なインクを使った3Dペン玩具

    【ギフト・ショー】光で固まる特殊なインクを使った3Dペン玩具

  2. 「地球・夢・未来―石油の作文コンクール」表彰式を開催

    「地球・夢・未来―石油の作文コンクール」表彰式を開催

  3. 清水建設北陸支店、金沢市・玉川こども図書館に海外絵本寄贈

    清水建設北陸支店、金沢市・玉川こども図書館に海外絵本寄贈

  4. 全日本教職員連盟委員長に岩野氏再任

  5. “モノづくり”が体験できる遊園地「グッジョバ!!」、2016年春オープン

  6. 「第42回日本書道美術館展」表彰式を開催、入賞・入選作品は8月22日まで展示

  7. 【外食ビジネスウィーク2015】食用油の劣化を5分で回復する「エコレ」

アクセスランキングをもっと見る

page top