成田市、ロンドンへ農産物試験輸出…市場内で輸出手続一括 画像 成田市、ロンドンへ農産物試験輸出…市場内で輸出手続一括

インバウンド・地域活性

 千葉県成田市や生産者、流通業者などでつくる成田市場輸出拠点化推進協議会は12日、同市の成田市公設地方卸売市場で輸出手続きを済ませ、成田国際空港から英国・ロンドンへ農産物を試験輸出した。同市が国家戦略特区に提案している卸売市場を活用した農林水産物の輸出拠点化プロジェクトの一環。輸出した農産物は14日から現地で試食、販売を通じたニーズ調査に活用する。

 同市場が成田国際空港に近いという立地を生かし、産地証明の発行、植物検疫検査、爆発物検査、通関の輸出手続きを市場内で行う。市場内で輸出手続きを一手に行うことで、他の国内拠点を経由する場合と比べ1.5~3日早くなる。同協議会は2020年に同市場経由の輸出額88億円を目標に掲げている。

 輸出したのは千葉県を中心にした関東・東北地方などから梨やイチゴ、柿、水菜、ネギなど13品目で97キロ。同協議会は現地へ同市の小泉一成市長を団長とする訪問団を派遣し、14、15日はロンドンで物産展を開き、イチゴや梨、水菜、トマト、サツマイモなどの試食、販売を行う。

 16日にはロンドンにある日本大使館で現地の卸売業者、レストラン、スーパー、バイヤーらを招き、日本産農産物をPRする。

 輸出手続きを見届けた小泉市長は「輸出手続きが(市場で)ワンストップでできることで、スピード感を持って新鮮な農産物を送り出せる。輸出する農家にとっても手続き上、便利になるのでは」と述べた。

ロンドンへ試験輸出 成田市場拠点化推進協 

《日本農業新聞「e農net」》

編集部おすすめの記事

特集

インバウンド・地域活性 アクセスランキング

  1. ブランディングに失敗した日本遺産の活かし方

    ブランディングに失敗した日本遺産の活かし方

  2. 地域創生におけるファシリテーターの役割とは? (前編)

    地域創生におけるファシリテーターの役割とは? (前編)

  3. 「高校野球」はなぜ、日本最大の人気コンテンツになりえたのか?

    「高校野球」はなぜ、日本最大の人気コンテンツになりえたのか?

  4. バスツアーも「超豪華バス」の波。高速バスとの違いは?

  5. 富裕層インバウンドの法則その8

  6. 【リピーターを呼ぶお土産、強さの秘訣:3】下鴨茶寮の粉しょうゆ

  7. 「爆買いツアー」終焉で貸切バス需要が急減。バス業界の今後は?

  8. 中野二丁目地区再開発、低層部には商業施設

  9. 東京女子医大の足立区移転、高度医療提供できる施設へ

  10. 五輪後の建設市場は「減少」か「横ばい」…アナリストに聞く

アクセスランキングをもっと見る

page top