4~9月の建設受注、近年最高の40・8兆円 画像 4~9月の建設受注、近年最高の40・8兆円

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 国土交通省が10日発表した15年度上半期(4~9月)の建設工事受注動態統計によると、総受注高は前年度同期比7・1%増の40兆8255億円で、現在の統計方法を始めた12年1月以降では最高の水準となった。景気の回復傾向で民間工事の受注高が大きく伸びたのが好調の要因。一方、公共工事は、前年度の大型補正予算の繰り越しなどがあった14年度と比べて受注額が大きく落ち込んている。
 総受注高の内訳は、元請受注高が27兆6213億円(前年度同期比4・3%増)、下請受注高が13兆2042億円(13・6%増)。
 元請受注高のうち、民間工事の受注高は19兆9197億円(14・3%増)と2桁の伸びで、14年4月の消費増税前の駆け込み需要が集中した13年度同期(19兆0286億円)をも上回った。中でも建築・建築設備工事(1件5億円以上)が15兆5679億円(前年度同期比16・8%増)と好調。このうち、不動産業からの受注高が1兆6114億円(42・2%増)と特に大きく伸びた。
 一方、公共工事(1件500万円以上)の受注高は7兆7015億円(14・9%減)と大きく減少。発注機関別では国の機関からの受注高が2兆3552億円(23・9%減)、工種別では土木工事が4兆6583億円(20・1%減)と最も大きな減少幅だった。
 公共工事の受注高の増減を都道府県別に見ると、北海道、茨城、長野、静岡、兵庫、徳島、愛媛、高知、佐賀の9道県以外はすべて前年度同期を下回った。

4~9月の建設受注、近年最高の40・8兆円/景気回復で民間けん引/国交省

《日刊建設工業新聞》

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