大阪府吹田市本庁舎建替検討着手、他施設との複合化も検証 画像 大阪府吹田市本庁舎建替検討着手、他施設との複合化も検証

インバウンド・地域活性

 大阪府吹田市は、市庁舎本庁舎(泉町1の3の40)の建て替えや他施設との複合化などの検討に着手する。9日公表した「公共施設最適化計画実施編(素案)」に市庁舎の今後の方向性を盛り込んだ。本庁舎は、低層棟や中層棟、高層棟、職員会館などで構成しており、総延べ床面積は2万7770平方メートルに及ぶ。このうち低層棟は、1963年度に完成後52年が経過し、その他の庁舎も完成から27~43年を経ている。15~20年度までの同計画期間中に検討することが決まった。
 本庁舎には、市民サービスの中心機能と議会などの機能を配置。本庁舎の主要機能を配置している低層棟の規模はRC造3階建て延べ7107・25平方メートル。88年完成の中層棟はSRC造5階建て延べ8843・00平方メートル。高層棟はSRC造9階建て8122・02平方メートルで72年に完成した。
 いずれの建物も経年劣化や、事務スペースなどの狭あい化などが課題となっている。本庁舎が手狭になったことから、1981年に南千里庁舎を建設し、現在、道路公園部が使用中。庁舎が分散していることによるデメリットも浮上している。
 庁舎は、市が建物所有を継続する方針。今後、庁舎としての全体の方向性を決めるための検討を行い、拠点施設と他の施設との複合化の可能性についても検証していく。
 同計画実施編素案では、370を超える市有一般建築物の最適化に向けた取り組み方策と用途分類別の施設の方向性を提示。▽稼働中の市有建築物保全システムを活用し、長寿命化に向けた取り組みを総合的・計画的に推進▽施設を複合化する上でのルールの明確化▽スケルトン・インフィル方式導入の検討▽新施設整備時に民間ノウハウを活用した事業手法の可能性検討の原則化-などを盛り込んだ。同計画実施編策定後、各施設の具体的な方向性の検討をスタートさせる。

大阪府吹田市/本庁舎建替検討着手/他施設との複合化も検証

《日刊建設工業新聞》

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