ガラスに広告などの映像を投影可能…旭硝子「Glascene」 画像 ガラスに広告などの映像を投影可能…旭硝子「Glascene」

IT業務効率

 旭硝子は、透明ガラススクリーン「Glascene(グラシーン)」を東京モーターショー2015に出展した。同製品は、ガラスの透明性を維持しながらプロジェクターの映像を投影することが可能。ガラスに広告やウィンドウディスプレイなどの新しい付加価値をプラスすることができる。

■さまざまなシーンで利用可能な透明ガラススクリーン「Glascene」
 Glasceneは電源が不要であり、プロジェクターを投影するだけで利用することができる。また、100インチ以上の大型スクリーンにも対応している。利便性が高く、さまざまな用途が考えられる。

 例えば、「車のショールームで、昼間は透明なガラス張りで室内の展示車を見せ、閉店後は広告映像を投影する」「アパレル店でショーウィンドウにレインコートを陳列する際に、雨模様の映像を投影する」「展示会場などで、日中は陽射しを取り込み、日が沈んできたら広告を投影する」「会議室や飲食店、美容室などで、映像を投影することによってパーテーションとして利用し、不要時は映像を切ることによって室内を広く見せる」「イベント会場で、バーチャルアイドルを投影する」などの活用事例が考えられる。

 これまでは、新しい宣伝箇所を設けるためにサイネージなどを導入したりしていたが、既存のスペースを利用して広告宣伝を行えることのメリットは大きいだろう。また、上記の活用事例の中でも、夜間にガラスへ映像を投影することは、営業時間外におけるファサードの宣伝効果が新しく生まれるだけではなく、店前が明るくなることにより、街中の安全性確保にも繋がりそうだ。

 担当者によると、Glasceneは、年明けの発売を予定しており、オフィス内装業者やプロジェクター販売業者と連携して、市場への浸透を図っていくとのことだ。

■落書きのできるオシャレなカラーガラス「ラコベル」
 同社は、カラーガラス「ラコベル」も出展していた。ラコベルは壁装用のカラーガラスであり、ガラスならではの光沢と色彩が特徴だ。カラーバリエーションが16種類もあるため、さまざまな場所に対応する。オフィスや学校、住宅、商業施設など、多様なシーンでの利用が可能だ。また、既存のイメージを一新したい場合にも役立つだろう。

 ラコベルの特長は、ガラスであるため、汚れを簡単に拭き取ることのできる点にある。つまり、ホワイトボードのように活用することもできる。会議室などでの利用はもちろんのこと、オフィスの給湯室やトイレに設置をして社員が落書きやメッセージを残していくことにより、業務外での部署をまたいだコミュニケーションが生まれそうだ。単なるオシャレな壁装用カラーガラスとしてだけではなく、組織のコミュニケーション活性化を促す手段として活用できるであろう。

 ラコベルはすでに販売がされており、今後は外装用を発売予定とのことだ。Glasceneと同様に、さまざまなシーンでの活用が期待される。
《まつかず・HANJO HANJO》

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