九州・有明沿岸道路、一部区間の整備着手へ…今後佐賀でも本格化 画像 九州・有明沿岸道路、一部区間の整備着手へ…今後佐賀でも本格化

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 九州地方整備局佐賀国道事務所は、有明海沿岸道路(有沿道)の一部区間「大川佐賀道路」の工事に着手すると発表した。福岡・佐賀両県境に計画している主要構造物の長大橋「(仮称)早津江川橋」の着工式を29日に開催する。有沿道の県境付近の区間については先行して福岡県側で筑後川橋の工事に着手しており、佐賀県側でも今後工事が本格化する。
 大川佐賀道路は福岡県大川市大野島から佐賀市嘉瀬町までの延長約9キロ、幅員20・5メートル。4車線で計画しているが暫定2車線(早津江川橋は4車線)で整備する。インターチェンジ(IC)は6カ所。終点側は県が整備し供用済みの佐賀福富道路の一部とジャンクションで接続する。
 早津江川橋は大川佐賀道路のシンボルとなる主要構造物で県境を流れる1級河川・筑後川水系早津江川をまたぐ長大橋。メーンとなる河川部は鋼4径間連続中路アーチ橋、橋長448メートル(最大支間長150メートル)。下部工の形式は橋脚が門型と壁式、橋台が逆T式。基礎は場所打ち杭と鋼管矢板基礎。
 デザインについては起点の大野島ICを挟んで連続する形で設置する福岡県側の筑後川橋と統一感を持たせるとともに、周辺の景観との調和、右岸側にあり九州・山口の近代化産業遺産群の一つとして世界遺産登録された三重津海軍所跡への圧迫感の軽減などに配慮し、橋脚高を低くできる鋼アーチ橋を採用。色は周囲に広がる緑や落ち着きのある空間に調和する「淡い裏葉(うらは)色」とする。
 式は同橋下部工(P4)工事の着手に合わせて開催。施工は若築建設が担当する。
 有沿道は福岡県大牟田市から佐賀市を経由し佐賀県鹿島市に至る延長約55キロの地域高規格道路。地域間交流の促進、佐賀空港や三池港へのアクセス性の向上などの整備効果が期待されている。

九州整備局佐賀国道/有沿道・大川佐賀道路整備着手/11月29日に早津江川橋着工式

《日刊建設工業新聞》

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