東海道線支線地下化・新駅設置、年内着工へ 大阪市うめきた2期 画像 東海道線支線地下化・新駅設置、年内着工へ 大阪市うめきた2期

インバウンド・地域活性

 ◇北側先行工区、錢高組JVが施工/うめきた2期基盤整備に連動
 大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」が年内に始まる見通しとなった。地区西端を南北に走る東海道線支線(約2・4キロ)を中央部に移設・地下化する事業で、工事を担当するJR西日本は、北側の先行着手工区(約310メートル)の施工者を錢高組・西松建設JVに決定。これに続く北側の区間も年内に施工者を決める予定だ。新駅部を含む残る南側の区間は16年度内に工事契約を結び、22年度末の開業に向けて順次工事を進めていく。
 事業は、うめきた2期開発区域を対象とした土地区画整理事業と一体的に実施する。大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎6丁目から福島区福島7丁目に至る約2・4キロ。ボトルネック踏切1カ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2カ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消を図る。
 このうち、トンネル延長は約1680メートルとなり、開削工法で施工する。JR西日本では阪急電鉄、国道176号との交差部の南側区間(約310メートル)から先行的に工事を進める方針で、9月に錢高組・西松建設JVと工事契約を締結。これに続く北側のトンネル部と擁壁部を合わせた約725メートル区間も年内の契約締結に向けて手続きを進めている。残る区間の工区割などは未定だが、「16年度内に全契約を結び、順次工事を進めたい」(JR西日本)としている。
 地下化に伴う新駅設置事業はJR西日本が主体となる。延長は約830メートルで、新駅は2面4線構造。特急「はるか」を停車させることで、関西国際空港や和歌山方面からのアクセス向上を目指す。事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円。

大阪市、JR西日本/東海道線支線地下化・新駅設置(北区)/15年内着工へ

《日刊建設工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

インバウンド・地域活性 アクセスランキング

  1. 「旅に出る価値を生む仕組み」を再構築できるか?

    「旅に出る価値を生む仕組み」を再構築できるか?

  2. 【地方発ヒット商品の裏側】海外アパレルも注目する世界一薄いシルク「フェアリー・フェザー」

    【地方発ヒット商品の裏側】海外アパレルも注目する世界一薄いシルク「フェアリー・フェザー」

  3. 【地方発ヒット商品の裏側】鎌倉生まれの和服の未来、作務衣ブランド「鎌倉三衣」の世界挑戦

    【地方発ヒット商品の裏側】鎌倉生まれの和服の未来、作務衣ブランド「鎌倉三衣」の世界挑戦

  4. 「爆買いツアー」終焉で貸切バス需要が急減。バス業界の今後は?

  5. 大阪府吹田市の健都イノベーションパーク利用事業、医療・医薬の開発推進へ

  6. 熊本桜町地区の大規模再開発、大型MICEのほかシネコンも

  7. 春日/後楽園駅前地区再開発、教育機関の開校などでランドマークへ

  8. 堺市ほか、大阪モノレール延伸を府に要望、投資額2000億円超

  9. 広がる宇宙ビジネスは中小企業のフロンティア…グローバル・ブレイン

  10. フランス語? 日本語とは思えない……宮崎県小林市が方言でPRムービー

アクセスランキングをもっと見る

page top