静岡県の島田市民病院、新病院建設基本計画を策定 画像 静岡県の島田市民病院、新病院建設基本計画を策定

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 静岡県の島田市民病院は、新病院建設基本計画を策定した。病床数や建物の規模、配置など新病院の概要と整備方針を示したもので、病床は445床程度、既存の救急センター(約2000平方メートル)も含めた延べ床面積は約3万5600平方メートル、概算事業費は約247億円と試算。また、パブリックコメントも反映し駐車場の立体化も検討するとした。整備手法については、同事業は国土交通省の「多様な入札契約方式モデル事業」に選定されており、本年度末をめどに決定する見込み。
 この計画は、耐震性や設備の老朽化など現在の市民病院が抱える課題を解決するため、現在地(島田市野田)で建て替える。
 新病院の整備方針は▽救急患者に迅速に対応▽分かりやすい、利用しやすい部門配置▽将来変化を見据えフレキシビリティーを確保-などを掲げ、地域医療の中核を担う病院とする。
 建設地は、既設東館の隣接地約8000平方メートル。建物は7~8階建てを想定し、自然換気や空気排気を利用した熱源機器の効率化運転など環境とライフサイクルコストにも配慮。
 内部は、柱割の長スパン化や間仕切り壁の乾式化などフレキシビリティーを確保する。現地は地表面から約20メートルの厚さで軟弱な粘性土層が堆積し支持力不足や地盤沈下が懸念されているが、地盤改良や杭基礎を採用することで大規模建築物の建設は可能とした。
 駐車場は約960台分を確保するが、パブリックコメントで▽将来の駐車場不足への対応▽雨天時にぬれてしまい不便-などの意見が出されたことから、用途地域など土地利用上の制限はあるものの、利便性、経済性、効率性を踏まえ立体駐車場の実現の可否について検討するとした。
 整備手法は、従来方式と設計・施工一括発注(DB)方式、施工予定者技術協議(ECI)方式について検討中。プラスPMが支援業務を担当しており、事業内容や地域の状況などを踏まえ最適な入札方式を決定する。

島田市民病院(静岡県)/新病院建設基本計画/445床、15年度内に整備手法決定

《日刊建設工業新聞》

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