中小企業向け指紋認証機能付きPC収納ボックス……マイナンバー対策 画像 中小企業向け指紋認証機能付きPC収納ボックス……マイナンバー対策

IT業務効率

 日本フォームサービスは、「2015 Japan IT Week 秋」内の「第5回 情報セキュリティ EXPO【秋】」にて、マイナンバー関連のPCや書類を安全に保管できるPC収納ボックスとセキュリティ管理ロッカーを紹介した。

 展示された製品は、10月から施行されたマイナンバー制度の安全管理措置に対応するものだ。机上に設置するPC収納ボックスは、事前に登録したユーザーのみが指紋認証によって扉の開閉ができる。

 これにより、普段はマイナンバーが保管されているPCを触れないようにし、必要なときだけシャッターを開けて作業が行えるようになる。カバー構造になっているため、入力作業中も横からの覗き見を防止できる。さらに開閉の履歴を機器に保管でき、USBで取り出せる。

 このPC収納ボックスは、隣に設置したセキュリティ管理ロッカーと連動できる。指紋認証が完了するとロッカーのソレノイドも開放され、4段キャビネットが開錠される仕組みだ(ロッカー単独の指紋認証にも対応)。PC収納ボックスがない場合は最大3台、PC収納ボックスがある場合は最大2台のロッカーを増設することが可能だ。

 「300人程度の企業が、源泉徴収票などのマイナンバー関連書類をロッカーに収納できる。だいたい1年分でキャビネット1段ぶんの使用を想定している」(同社担当)という。

 大きな特徴はPC収納ボックスの価格だ。指紋認証機器を含む本体価格が8万5000円。さらにセキュリティ管理ロッカーを1つ付けても22万円。中小企業でも手が届く価格帯だ。

 同社のブースでは、スタンドアローン型の鍵管理システム「Traka21」も展示していた。こちらも中小企業向けの鍵管理システムで、マイナンバーなど重要な書類の入ったロッカーキーを21本ほど保管できる。本体の液晶タッチパネルから4桁のPINを入力すると、本体が開き、目的の鍵にタッチするだけで取り出せる。

 鍵はユーザーごとに取り出せるように権限を事前に設定でき、使用履歴も記録。さらに記録した用履歴をスクリーン画面で確認したり、履歴データをUSBメモリにエクスポートすることも可能だ。

 同社担当者によると、「我々はデータセンター向けのハイスペックな鍵管理システムを扱っているが、その技術を利用し、中小企業でも扱えるようなシステムとして提供している」という。こちらも本体価格25万円と手ごろな料金設定になっている。

※記事は取材時点の情報に基づいて執筆しています。閲覧時点で実際の状況が変更されている場合もあります。

中小企業のマイナンバー対策に活用! 指紋認証機能付きPC収納ボックス

《井上猛雄》

編集部おすすめの記事

特集

IT業務効率 アクセスランキング

  1. 【中小工場のIoT化最前線:1】見える化で生産性を向上!

    【中小工場のIoT化最前線:1】見える化で生産性を向上!

  2. 【ITで攻めの農業:2】年間売上100万円超、農家の太陽光発電

    【ITで攻めの農業:2】年間売上100万円超、農家の太陽光発電

  3. 米国でくら寿司が快進撃を続ける理由

    米国でくら寿司が快進撃を続ける理由

  4. 【ITで攻めの農業:1】投資300万円でも儲かるトマト自動栽培

  5. 新宿三井ビル屋上設置TMD、制震効果を発揮。建物の揺れを軽減

  6. トヨタの考える次世代タクシーとは? 今年発売予定

  7. IoT車載器で事故削減!自動車保険とセットになった新サービス

  8. 【地方発ヒット商品の裏側】破綻しかけた老舗旅館を立て直す、IT化が生んだ“おもてなし”の新たな形

  9. 無線LAN提供でわかる顧客情報を活用して売上アップを!

  10. 【ポストものづくり時代:1】伝統工芸を現在とシンクロさせる

アクセスランキングをもっと見る

page top