バッテリーの温度調整技術など、自動車部品業界の特許ランキング 画像 バッテリーの温度調整技術など、自動車部品業界の特許ランキング

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 パテント・リザルトは29日、同社が独自に分類した自動車部品業界企業における「自動車部品業界 特許資産規模ランキング2015」を発表した。

 同ランキングは2014年4月1日から2015年3月末までに登録された特許を対象に、「パテントスコア」で評価を行なったもの。この「パテントスコア」とは、個別特許の“注目度を得点化”する同社独自の指標だ。

 トップにランキングしたのは、特許資産規模で2位以下を大きく引き離す6万3546ptとなったデンソー。特許件数でも唯一4桁の2366件に及んだ。特に注目度の高い特許は、米国や中国でも特許取得済の「モーター固定子における導線の形状及び接合方法」。ほかに「バッテリーを温度調整するための送風機、周辺機器の配置」なども注目される。

 2位はドイツのROBERT BOSCHで、特許資産規模は2万615pt、特許件数は484件。「燃料高圧ポンプにおけるタペットとタペット収容部間にフィルターを設ける技術」は、特許協力条約(PCT)に基づく国際出願を通して米国、欧州、中国、韓国にも出願中で、米国、欧州、中国では特許登録されている。

 3位は、特許資産規模が1万6459pt、特許件数が484件の日立オートモティブシステムズ。「ブレーキブースターにおける反力分配機構に関する技術」や「インバーターの回路構成」などが注目度の高い特許として挙げられる。

 同ランキングは昨年も発表しており、デンソーと日立オートモティブシステムズの順位は変わらないものの、ROBERT BOSCHは4位から2ランクアップ。ほかにトップ10で順位の変動が目立ったのは、東海理化電機製作所が11位から7位へ、KYBが13位から10位へ、それぞれ順位を大きく上げている。

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《加藤宏之/HANJO HANJO編集部》

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