幻のホームの活用法!? 東京メトロ、銀座線コンペ第4弾を公募 画像 幻のホームの活用法!? 東京メトロ、銀座線コンペ第4弾を公募

インバウンド・地域活性

 ◇幻の新橋駅ホーム活用案も募集
 東京メトロは、銀座線のビジネスエリア3駅(新橋、溜池山王、赤坂見附)の改修に向けたデザインコンペを実施する。銀座線全駅の大規模リニューアル事業の一環。改修する駅舎のコンペは下町エリア(稲荷町、上野、神田)、商業エリア(三越前、日本橋、京橋)、銀座駅に続いて4回目。今回は3駅舎とは別に、新橋駅にある「幻のホーム」の活用アイデアも募る。
 参加希望者は12月22日までに登録し、16年1月6日正午までに作品を提出する。同2月中旬の1次審査、同4月中旬の2次審査を経て、最優秀賞などを決める。
 コンペには個人またはグループで応募できる。年齢や国籍、資格、経験などは問わないが、東京メトロの要望に応じて同社や東京都心部に速やかに来訪することができ、日本語で対応できる応募者に限る。
 ビジネスエリアに入る虎ノ門駅については、駅周辺で進む再開発事業などの今後の動きを踏まえ、リニューアルの対応を詰めていく方針だ。
 今回コンペを行う3駅の提案課題は、▽駅における望ましい経験・駅のあり方▽駅の個性とともに、機能性を備えたプラットホームのデザイン提案▽駅の顔である改札口周りのデザイン提案▽地上と地下をつなぐ上屋のデザイン提案-の四つ。
 応募作品については、▽ビジネスエリアらしいユーザー像の具体化と望ましい経験の提案▽周辺地域の歴史、地域性との調和を考慮したデザイン▽銀座線ラインカラーのデザインへの反映▽効果的な照明デザイン▽ビジネスエリアの街との相乗効果や連携-などの観点から審査する。
 最優秀賞(1点)は50万円を贈呈。優秀賞(1~2点)は30万円、入選(数点)と特別賞(同)には10万円をそれぞれ用意する。
 新橋駅・幻のホームを活用するアイデア提案では、1者・1グループで2作品の応募が可能。3駅と同様の申し込みスケジュールで、優秀賞(賞金10万円)1~2点と入選(同5万円)数点を選出する。
 コンペに関する情報は専用のホームページ(http‥//tokyometro-competition.jp)でも詳細を紹介している。
 新橋駅・幻のホームは70年以上前にわずか8カ月間だけ使用されていた。銀座線のうち、当時は浅草~新橋間を「東京地下鉄道」、新橋~渋谷間を「東京高速鉄道」がそれぞれ運営していたが、直通運転で両社の線路が接続された際、東京高速鉄道の新橋駅を閉鎖。同駅のホームは今も残され、駅関係諸室や夜間の留置線として使用されている。

東京メトロ/銀座線リニューアル・デザインコンペ/第4弾は新橋など3駅

《日刊建設工業新聞》

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