仮想の野菜会社が大繁盛、生産・加工・販売学ぶ、新潟市の中学校 画像 仮想の野菜会社が大繁盛、生産・加工・販売学ぶ、新潟市の中学校

人材

 新潟市南区の白根北中学校では生徒が仮想会社「株式会社北の塔」を立ち上げ、今年も市場を開いた。野菜を栽培して加工、販売することで社会の仕組みを知るキャリア教育の一環。株券を発行して資金を集め、原価計算して商品化し、消費者目線の価格で販売する。校内の畑で栽培したナスやカボチャの他、「ずんだもち」や「さつまいもケーキ」などの菓子類を販売。生徒たちは達成感をつかんだ。

 会社の創業は2009年。仮想会社は生徒の中から社長、副社長の役員を選び、企画、広報販売、栽培、商品開発1、2各課を設け、全員が参加する。7月に第1回株主総会を開き、株券を発行して資金を集め、11月には収支報告し、株券を換金する。

 会社は3年生128人を中心に設立。「しろきた市場」を運営し、16日には体育館で店を開いた。栽培課長の高橋淳さんは「野菜の収穫時期がよく分からなかった。お勧めはエダマメ」とアピール。スイーツなどを開発した商品開発2課長の老川夢愛さんは「試作や試食を重ねて頑張った」と満足げ。同課班長の鳴海ひまりさんも「忙しかったけれど、とても楽しかった」と笑顔を見せた。

 こうした経験を通して「将来の職業選択に役立った」「普段できない体験で仲間と力を合わせた」「いじめはない」など、好意的に捉える生徒が相次いだ。

 担当の中野友子教諭は「開店と同時に株主の父兄や地域住民がどっと押し寄せて大繁盛。生徒は素晴らしい経験をした」と振り返った。

力合わせ頑張った 生徒の野菜会社 大繁盛 生産から加工、販売学ぶ 新潟市南区の白根北中学校

《日本農業新聞「e農net」》

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