栃木行政職員OBら「ふるさと応援隊」結成、住宅展示場で販促 画像 栃木行政職員OBら「ふるさと応援隊」結成、住宅展示場で販促

インバウンド・地域活性

 栃木県那須烏山市のOB職員ら14人が、地元農産物を首都圏の多くの人に知ってもらおうと「ふるさと応援隊」を結成、ユニークな場所で農産物を販売している。目を付けたのは住宅展示場。同市内の直売所から農産物や加工品を買い取り、月に数回、首都圏の住宅展示場などで特産の梨やニンニク、ダイコン、加工品などを販売する。さいたま市内の展示場で開いたイベントでは、多くの人が足を止めて買い求めていた。

 同隊事務局長を務めるのは、堀江豊水さん(62)。約20年間、市の農業に携わり、農家の高齢化や耕作放棄地が増加する姿を見てきた。それだけに定年退職後も地元農業に貢献したいと、「忙しい農家の代わりに首都圏で自慢の農産物を販売しよう」と一念発起。市や県農業振興事務所のOBらに声を掛け、6月に応援隊を結成した。

 痛感したのは「地元直売所では販売量に限界がある」ということ。そこで「消費地での販売を増やすことで、耕作面積の増加につなげたい」と考え、家族連れが集まる住宅展示場をメーンに据えた。

 活動は全てボランティアだが、輸送や籠などの購入経費は市が助成した。当面は、月80万円以上の売り上げが目標だ。

 さいたま市で今月中旬に開いた初の販売イベントでは前日夜に直売所を回って農産物を仕入れて早朝に出発。会場では、梨「にっこり」やニンニク、ダイコンなどの農産物、栗ごはんやまんじゅう、餅などを販売した他、新米や同市産ナスやキュウリの漬物、ピザを振る舞ってPRした。

 さいたま市から来た岩崎英明さん(32)は新米おにぎりを試食し「これまで那須烏山という市があるのは知らなかったが、新米はとてもおいしく、イベントがあれば、また買いに来たい」と話していた。

「ふるさと応援隊」結成 住宅展示場で販促 栃木の行政職員OBら

《日本農業新聞「e農net」》

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