広島高速5号線シールドトンネル、11月にも設計・施工一括発注 画像 広島高速5号線シールドトンネル、11月にも設計・施工一括発注

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 広島高速道路公社は、広島高速5号線のシールドトンネル区間の工事発注に向け、発注仕様などについて審議する第1回「広島高速5号線トンネル技術検討委員会」を11月19日に開催する。これにより、早ければ11月中に設計・施工一括で工事発注される見通しとなった。NATM区間は来年度以降の工事発注となる。
 高速5号線は広島高速1号線を介して山陽自動車道と直結。広島市の都心部と広島県東部地区間の高速性・定時性向上や広島空港へのアクセス改善に大きく貢献するもので、一般道路の交通混雑解消や広島都市圏の更なる発展をけん引する広島駅周辺地区の開発促進などの役割を担う。
 区間は広島市東区温品町~東区二葉の里3丁目の約4キロ。このうち、高速1号線温品ジャンクション側の東区温品1丁目から中山坑口付近の東区中山西2丁目までは県道温品二葉の里線として関連道路事業で整備する。現在、温品地区で高架橋の橋脚5基が完成し、10月に上部工の桁架設を開始。二葉の里地区では橋台2基、橋脚2基の設置工事を16年3月完成に向けて進めており、上部工も桁の工場製作に入り、16年4月から現地で架設に取り掛かる予定だ。
 トンネル区間は中山坑口から二葉の里坑口までの約1800メートル。中山坑口から約400メートル区間(幅員16・9メートル~12・8メートル)はNATMで掘削する。残る約1400メートル区間は、地表面沈下抑制効果に最も優れているシールド(シールド外径13・3メートル)工法を採用し、二葉の里側から掘削していく。
 特にこの区間は、地域住民の安全確保と安心の構築に向け、地表面沈下解析の予測値2・7ミリを基に厳しく管理値を設定。高精度の計測管理を行い、万が一、沈下が2・4ミリに達した場合は家屋の緊急調査を行い沈下要因を探り、対策については施工管理委員会で専門家の意見を聞き、住民に説明した上で対応していくことにしている。
 公社はシールドトンネル工事の契約手続き期間として、公告から契約まで半年程度の期間が必要と見ている。さらに契約後、トンネル掘削に着手するまでにシールドマシンの設計や工場製作を行う必要があることから、地域住民への説明と並行してトンネル工事の発注手続きを開始するため11月19日に技術検討委員会を開き、委員会での発注仕様の審議を経て発注公告するとした。
 委員会開催に先立ち、トンネル直上部に位置する町内会の住民代表が学識委員に対して意見表明する公開の場も設ける。
 技術検討委員会のメンバーは、▽砂金伸治土木研究所道路技術研究グループ上席研究員▽金折裕司山口大学大学院理工学研究科教授▽小山幸則立命館大学総合科学技術研究機構客員教授▽杉本光隆長岡技術科学大学大学院工学研究科教授▽早川清立命館大学理工学部特任教授▽真下英人国土交通省国土技術政策総合研究所道路構造物研究部長-の6人。

広島高速道路公社ら/5号線トンネル区間着工へ/11月にも設計・施工一括発注

《日刊建設工業新聞》

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