リニア中央新幹線品川駅新設、南工区は大林組JVに 画像 リニア中央新幹線品川駅新設、南工区は大林組JVに

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 JR東海は、リニア中央新幹線(東京・品川~名古屋間)の東京側のターミナル駅となる品川駅(港区港南)の新設工事で、南工区の施工者を大林組・東亜建設工業・熊谷組JVに決めた。指名見積もり方式で選定手続きを進め、21日付で契約を交わした。金額は非公表。先月16日に契約した北工区(施工者=清水建設・名工建設・三井住友建設JV)と同様に土留め壁構築と掘削工事までを行い、工程全体の前半部分を担当する。工期は21年2月10日まで。
 同社は品川ターミナル駅の工事発注に当たり、工事規模や施工難易度の高さ、長期にわたる工事期間中に想定されるリスクなどを総合的に勘案し、工期・工区を分けて契約することにした。
 柘植康英社長は22日の記者会見で「北工区と同様に東海道新幹線の直下で、工事の段取りが複雑で工期も長期にわたることから、契約に向けた協議に相当な時間を要した」と説明。2027年の開業に向けて「余裕のない厳しい工程の中で、引き続き工事の安全と地域に十分配慮しながら計画を着実に進める」と意気込みを述べた。
 品川ターミナル駅の工事範囲は既存の東海道新幹線品川駅の直下(対象エリア長さ約450メートル×幅約60メートル、敷地面積約3・5ヘクタール)。2工区の長さは南工区が約300メートル、北工区が約150メートル。地上からホーム階の深さは約40メートルとしている。
 新駅整備では、開削工法で新幹線駅を支える形で地下に構築するため、段階的に工事を進める。新駅両側に山留め壁を構築した後、東海道新幹線を通常運行させながら躯体部分の受け替え工事を行う。並行して重機で土砂を掘削・搬出しながら新駅の地下構造物を上から下に順次構築していく。構造物の完成後、掘り起こした部分の地盤を埋め戻す。
 品川ターミナル駅工事で残る構造物受け替え工事、掘削・区体構築・設備工事については両工区とも今後、別途発注する。発注方法(一括・分割)は未定。
 名古屋ターミナル駅については準備工事と併せ、本体工事の発注手続き(指名見積もり方式)を進めており、本年度中の施工者決定を目指している。

JR東海/リニア中央新幹線品川駅新設南工区(東京都港区)/大林組JVに

《日刊建設工業新聞》

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