ガス化した液化天然ガスの再液化の新設備開発、導入費用など削減 画像 ガス化した液化天然ガスの再液化の新設備開発、導入費用など削減

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 JFEエンジニアリングと東邦ガスは21日、貯蔵中の液化天然ガス(LNG)の一部が蒸発してガス化した「ボイルオフガス(BOG)」を処理し、LNGとして再利用する設備を共同開発したと発表した。LNGにBOGを注入して混合し、冷却後液化するミキサーを用いる。熱交換器によって冷却していた従来方式と比較して導入コストを約20%、メンテナンス費用を約60%削減できるのが特徴だ。
 BOGの処理では、気体のまま圧縮機で圧力をかけて外部に排出するか、冷却して再液化するのが一般的。近年、省エネの観点から再液化ニーズが高まっており、熱交換器を用いてBOGを冷却後、LNGとして再利用する方法が取られている。ただ、この方式は導入コストが高く、熱交換器のサイズが大きい(直径1メートル×長さ12メートル程度)ため、狭いスペースには設置できないなどの課題があった。
 両社が開発した再液化設備は、LNGにBOGを直接注入して混合・冷却処理を行い液化する「直接混合型」という仕組みを専用ミキサーに採用した。熱交換器と比べて導入コストを縮小できるのに加え、ミキサーのサイズが直径0・3メートル、長さ3メートルとコンパクトなため、スペースが狭くても設置できるようになった。
 東邦ガスの知多緑浜工場(愛知県知多市)に直接混合型再液化設備の初号機を導入する。JFEエンジが設計・建設を行い、16年夏の運転開始を目指す。今後は、国内でLNGタンクを保有するガス会社や電力会社向けに営業展開していく。

JFEエンジ、東邦ガス/ガス化したLNGの再液化設備開発/導入費用2割減

《日刊建設工業新聞》

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