設備投資900億円へ増額、売上高2兆円へ攻める日本電産 画像 設備投資900億円へ増額、売上高2兆円へ攻める日本電産

マネジメント

 日本電産は2016年3月期の設備投資額を期初計画の720億円から900億円へ増額した。急速に販売が拡大しているハプティック(触覚)機器向け小型振動モーターと、先進運転支援システム(ADAS)関連部品の増産に振り向ける。永守重信会長兼社長は「当社は永続的な成長を遂げていこうという経営スタイル。新しい分野に投資していく」と、20年度の売上高2兆円の目標に向け、攻めの姿勢を示した。

 増額分の180億円のうち120億円はハプティック機器のモーター向け。米アップル「iPhone」の最新機種に採用されるなど販売が拡大。そのため生産余力がなく、「来年度も200億円から300億円は投資する」(永守会長)。車載やゲーム機など向けにも需要が拡大し、「2年後には5000億-6000億円の市場になる。その半分はとりたい」と期待する。

 車載事業ではADAS関連で電動ブレーキ向けの受注が想定より拡大。「投資計画を前倒し」して対応する。どちらも海外工場の増強が中心となる。

 「(両分野とも)最低でも向こう10年間は市場が拡大する。だから100億円単位の投資ができる。ニッチな分野や、単なるブームには近づかない」と永守会長は強調する。

売上高2兆円へ攻める日本電産

《ニュースイッチ by 日刊工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

マネジメント アクセスランキング

  1. レセプト情報や健診情報のビッグデータ活用で健康経営を支援

    レセプト情報や健診情報のビッグデータ活用で健康経営を支援

  2. 地方を水素供給基地にするジャパンブルーエナジーに先行投資した企業とは?

    地方を水素供給基地にするジャパンブルーエナジーに先行投資した企業とは?

  3. 物流デベロッパー・トップの視点(7):三井物産ロジスティクス・パートナーズ、質重視で既存施設を再開発

    物流デベロッパー・トップの視点(7):三井物産ロジスティクス・パートナーズ、質重視で既存施設を再開発

  4. 設備工事各社がクリーンルーム製品・技術充実、設備投資増を狙い

  5. 中小企業の業績は全体として上向き、建設業など大きく成長……中小企業実態基本調査

  6. 障害者の雇用義務化、農村・障害者・企業は互いの利益模索へ

  7. コマツ、日本トイレ大賞大臣賞受賞!

  8. 見えてきたドコモのV字回復、増益支える鍵は?

  9. 消費増税の延期、緊急経済対策に現実味、正念場のアベノミクス

  10. 鹿島道路のイメージキャラ「かじまる」が好評

アクセスランキングをもっと見る

page top