【レジャー&サービス産業展】ロボットがお薦め観光スポットを紹介!? 画像 【レジャー&サービス産業展】ロボットがお薦め観光スポットを紹介!?

インバウンド・地域活性

 22・23日の2日間、東京ビッグサイトで開催されている「レジャー&サービス産業展2015」の会場には、同時開催の「レジャーホテルフェア2015」も含めて99社が出展ブースを構えている。

 中でも多くの人だかりができているのは、システムインテグレーター(SIer)のTISが出展するブース。同社では、人型コミュニケーションロボットを「“き”が利く町のコンシェルジュ」として利用できるようにする対話システム「Sakurahiko」を開発中で、同システムを組み込んだソフトバンクロボティクスの「Pepper(ペッパー)」をブースに展示し、このコンシェルジュサービスの実演を行なっている。

 今回は、同イベントの会場が東京ビッグサイトであることから、付近のお台場エリアの観光スポットを紹介するコンシェルジュとして同システムを設定。どのようなスポットを探しているのか? レストラン! といったPepperとのやりとりを来場者が体験し、Pepperの胸元に設置されたタブレットの画面にはレストランの紹介映像が流れる。

 コンシェルジュにITを取り入れる事例は今や珍しくない。コンシェルジュデスクやインフォメーションコーナーなどにPCやタブレットを設置し、利用者がそれを操作して情報を検索できるサービスだ。ポイントは、PCやタブレットではなく人型コミュニケーションロボットを活用し、“会話”によってコンシェルジュサービスを提供すること。そこで問われるのは認識技術である。

 「弊社の認識技術では、ロボットのカメラを使って顔を認識し、利用者が男性か女性か、年齢はいくつくらいかを判断してから、その利用者に合った情報を検索・提供することができます。ただし、音声認識では、利用者の話し方の特徴や方言などによってなかなか認識できないケースもあります。今後は、そういった技術的な課題を解決する必要があります」。

 このように語るのは、同社で戦略技術センターシニアエキスパートの肩書を持つ石橋靖嗣氏。今回は、開発中であることを前提とした参考出展となるが、「実際に利用していただく可能性がある来場者の方々から、こういう機能があれば使ってみたい、こういった用途で使えるか、などとご意見やご質問をいただけるので、今後の開発や実用化に向けてとても参考になります」と石橋氏は意気込む。

 近い将来、街中や店の各所にコンシェルジュとして活躍する人型コミュニケーションロボットの姿が多く見られるかもしれない。つまり今後、同社のようなシステム開発者のほか、ロボットのメーカー、ロボットを導入するサービス事業者という三者には大きなビジネスチャンスが期待される。

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《加藤宏之/HANJO HANJO編集部》

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