JOLED「曲がる有機EL」を製品化! 2020年に量産化へ 画像 JOLED「曲がる有機EL」を製品化! 2020年に量産化へ

インバウンド・地域活性

 JOLED(東京都千代田区)は、基板に樹脂を使って曲げ加工できるフレキシブル有機ELパネルの製品化に乗り出す。車載ディスプレーやノートパソコン、タブレット端末(携帯型情報端末)での採用を視野に入れ、10―30型の中型パネルを開発する。16年春にも開発試作品を完成させ、2020年頃の量産開始を目指す。

 フレキシブル有機ELは、デザインの柔軟性や軽量で割れにくいといった利点を持ち市場成長が見込まれる。

 JOLEDは、ソニーとパナソニックの有機ELパネル事業を統合し、両社のほか、産業革新機構、ジャパンディスプレイ(JDI)の出資も受け、15年1月に発足した。

 量産段階では石川県川北町に新設する試作ラインで、「印刷方式」と呼ぶ低コスト手法を使った量産技術の確立を目指す。フレキシブル有機ELは、主にソニーが研究開発を行ってきたが、製品化に至っていなかった。

 有機ELパネルは、光源となる有機材料を形成する基板にガラスを使うのが一般的。JOLEDもまずはガラス基板の有機EL開発を優先しており、19年をめどに量産品の出荷を始める考え。

 一方、デザインの自由度が高く、軽量なフレキシブル有機ELの需要も高まる見通し。フレキシブル有機ELパネルは、現状ではサムスンディスプレイ、LGディスプレイの韓国勢が先行し、スマートフォンや腕時計型端末向けに供給する。JOLEDは中型のパネルで車載用ディスプレー、タブレット端末などの市場を開拓する。

JOLED「曲がる有機EL」を製品化。2020年に量産化へ

《ニュースイッチ by 日刊工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

インバウンド・地域活性 アクセスランキング

  1. ブランディングに失敗した日本遺産の活かし方

    ブランディングに失敗した日本遺産の活かし方

  2. 武蔵小金井駅南口再開発、総延べ約11万平方メートルのツインタワービル建設

    武蔵小金井駅南口再開発、総延べ約11万平方メートルのツインタワービル建設

  3. リニア新幹線、南アルプストンネル最後の工区着工へ

    リニア新幹線、南アルプストンネル最後の工区着工へ

  4. ~着地型観光:4~アウトドア体験に日本文化の魅力をプラス!

  5. 横浜スタジアムの増築改修、オリンピックを踏まえ6000席増設へ

  6. 東芝大阪工場跡開発、スマートコミュニティ構想実現へ

  7. 「高校野球」はなぜ、日本最大の人気コンテンツになりえたのか?

  8. ~着地型観光:1~外国人ウケする着地型観光のはじめ方(前編)

  9. 日本油脂王子工場跡地開発、大型商業施設と共同住宅の建設へ

  10. 地方の行政官と話がしたい! 北海道天塩町の副町長

アクセスランキングをもっと見る

page top