新米、軒並み上昇…茨城コシヒカリなど前年同期比2割高の銘柄も 画像 新米、軒並み上昇…茨城コシヒカリなど前年同期比2割高の銘柄も

インバウンド・地域活性

 日本コメ市場は、2015年度第4回取引会(1日実施)の結果をまとめた。今回上場した49銘柄の大半が15年産米に切り替わった。主な銘柄は前回(8月20日実施)より高く取引され、前年同期(14年9月18日実施)に比べると2割以上の高値で取引された銘柄もあった。全体の平均成約価格は60キロ当たり1万2378円で、前回比12.5%高となった。

 各産地での概算金や相対取引基準価格の引き上げなどが、米卸など業者間の取引である同市場にも反映されたもようだ。

 上場銘柄中、26銘柄が成約した。8月中旬以降の天候不順から収穫が遅れた影響などで、上場数量は前回より24,.9%少ない2608トンになった。成約数量は34.3%増の1014トン。

 同市場の取引は、米卸など業者間での売買。継続的な取引ではなく、短期的な過不足に対応する「スポット取引」が中心となる。

 産地銘柄別の成約価格は、茨城「コシヒカリ」が8.3%高の1万1766円、千葉「ふさおとめ」が7.1%高の1万851円となった。それぞれ前年同期比でみると、茨城「コシヒカリ」は26.4%高、千葉「ふさおとめ」は21.7%高と大きく上げた。

 秋田「あきたこまち」は前年同期比4.0%高の1万1732円、新潟・一般「コシヒカリ」は2・7%高の1万4971円となった。

 大手の米卸は「飼料用米への切り替えが進んだことで、主食用の需給が改善している」と指摘。一方「値頃感のある米は、飼料用米に振り向けられた影響で不足感があり、引き合いが強まっている」とみる。次回取引は11月27日の予定。

新米、軒並み上げ 前年同期比2割高も 日本コメ市場10月取引

《日本農業新聞「e農net」》

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