新門司沖土砂処分場II期公有水面埋立、アセス準備書縦覧開始

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 九州地方整備局は、関門航路などの浚渫土砂を処分するため北九州空港の東側海域を新たに埋め立てる「新門司沖土砂処分場(II期)公有水面埋め立て事業」の環境影響評価(アセスメント)準備書をまとめ14日、縦覧を始めた。縦覧期間は11月13日まで。準備書では工事工程に関して方法書で示した内容に加え、中仕切り護岸を設け、南側から先行して埋め立てることなどを盛り込んだ。今後、知事意見の提出などを経て16年度中に最終段階となる評価書をまとめ、アセス手続きを終える見通しだ。
 ◇浚渫土砂3200万立米受入/中仕切り護岸設け南側先行
 新たな処分場は関門航路などの整備に伴い発生する浚渫土砂を受け入れている既存の新門司沖土砂処分場が平成30年代中ごろに容量限界を迎えることが見込まれることから計画。関門航路から約1600万立方メートル、北九州港新門司航路から約800万立方メートル、苅田港本航路から約800万立方メートルの計3200万立方メートルを受け入れる。
 評価準備書によると事業場所は北九州市小倉南区空港北町地先・苅田町空港南町地先、埋め立て区域面積は約250ヘクタール。南北方向に延長約2775メートル、東西方向に約900メートルの護岸を整備し、土砂を受け入れる。
 整備は前期、後期の2段階で南側から先行して行う。前期で南護岸と前期分の東護岸を施工し、これらの進ちょくに併せて中仕切り護岸を整備。後期で後期分の東護岸と北護岸を施工する。護岸工事の期間は事業開始から約14年。埋め立て工事は7年目以降に開始し、約12年かけて行う。
 埋め立て工事はダンピングポケットまで運搬・直接投入した後、再揚土し、埋め立て区域内へ埋め立て処分する方法と、ポンプ浚渫船から排砂管を経由して直接投入する方法を採用する。このため、前期のダンピングポケットには後期の埋め立て区域を活用し、後期の埋め立ての際には北側に仮護岸を設けダンピングポケットを確保する。
 準備書では現地調査などの結果を踏まえ、工事や完成後の埋め立て地が周辺の大気環境、水環境、動植物などに与える影響について、環境保全措置の実施によりできる限り回避または低減され、環境保全への配慮は適正などと評価した。
 準備書の作成は中電技術コンサルタント、現地などの調査はエコー、三洋テクノマリン、いであが担当した。

九州整備局/新門司沖土砂処分場II期公有水面埋立/アセス準備書縦覧開始

《日刊建設工業新聞》

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